家から800m離れた公園まで、はじめは分速120mで走り、途中から分速80mで歩いたところ、9分かかった。走った道のりと歩いた道のりをそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章題距離速さ時間
2025/8/6

1. 問題の内容

家から800m離れた公園まで、はじめは分速120mで走り、途中から分速80mで歩いたところ、9分かかった。走った道のりと歩いた道のりをそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

走った道のりを xx m、歩いた道のりを yy mとすると、
道のりの合計は800mなので、
x+y=800x + y = 800
走った時間は x120\frac{x}{120} 分、歩いた時間は y80\frac{y}{80} 分であり、合計で9分かかったので、
x120+y80=9\frac{x}{120} + \frac{y}{80} = 9
上記の連立方程式を解く。
まず、2つ目の式を簡単にするために、両辺に240を掛ける(120と80の最小公倍数):
240×(x120+y80)=240×9240 \times (\frac{x}{120} + \frac{y}{80}) = 240 \times 9
2x+3y=21602x + 3y = 2160
これで連立方程式は次のようになる:
x+y=800x + y = 800
2x+3y=21602x + 3y = 2160
1つ目の式から x=800yx = 800 - y となるので、これを2つ目の式に代入する:
2(800y)+3y=21602(800 - y) + 3y = 2160
16002y+3y=21601600 - 2y + 3y = 2160
y=21601600y = 2160 - 1600
y=560y = 560
x=800y=800560=240x = 800 - y = 800 - 560 = 240
したがって、走った道のりは240m、歩いた道のりは560mである。

3. 最終的な答え

走った道のり: 240m
歩いた道のり: 560m

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