ある反復運動について、運動の負荷を $x$ ($0 \le x \le 20$) とするとき、1回あたりの効果は $10+x$、反復可能回数は $40-2x$ で表される。反復運動全体の効果は、1回あたりの効果と反復可能回数の積で求められる。 (1) 負荷が10のとき、反復運動全体の効果を求める。 (2) 反復運動全体で最大の効果を与える負荷を求める。 (3) 別の反復運動について、1回あたりの効果が $15+3x$ の場合、最大の効果を求める。ただし、反復可能回数は変わらないものとする。
2025/8/6
1. 問題の内容
ある反復運動について、運動の負荷を () とするとき、1回あたりの効果は 、反復可能回数は で表される。反復運動全体の効果は、1回あたりの効果と反復可能回数の積で求められる。
(1) 負荷が10のとき、反復運動全体の効果を求める。
(2) 反復運動全体で最大の効果を与える負荷を求める。
(3) 別の反復運動について、1回あたりの効果が の場合、最大の効果を求める。ただし、反復可能回数は変わらないものとする。
2. 解き方の手順
(1) 負荷が10のとき、 をそれぞれの式に代入して、1回あたりの効果と反復可能回数を求める。
1回あたりの効果:
反復可能回数:
反復運動全体の効果は、1回あたりの効果と反復可能回数の積なので、
(2) 反復運動全体の効果を とすると、
が最大になる を求めるために、平方完成を行う。
なので、 のとき、 は最大値450をとる。
(3) 1回あたりの効果が の場合、反復運動全体の効果 は、
が最大になる を求めるために、平方完成を行う。
なので、 のとき、 は最大値 をとる。
3. 最終的な答え
(1) 400
(2) 5
(3) 937.5