ある学校で空き缶を集めています。先週はスチール缶とアルミ缶を合わせて390個集めました。今週は先週に比べて、スチール缶は1割増え、アルミ缶は3割減り、全体としては7個多く集めました。先週集めたスチール缶とアルミ缶の個数をそれぞれ求めます。

代数学連立方程式文章問題割合
2025/8/6

1. 問題の内容

ある学校で空き缶を集めています。先週はスチール缶とアルミ缶を合わせて390個集めました。今週は先週に比べて、スチール缶は1割増え、アルミ缶は3割減り、全体としては7個多く集めました。先週集めたスチール缶とアルミ缶の個数をそれぞれ求めます。

2. 解き方の手順

先週のスチール缶の個数を xx 、アルミ缶の個数を yy とします。
先週の缶の合計個数は390個なので、次の式が成り立ちます。
x+y=390x + y = 390
今週は、スチール缶が1割増え、アルミ缶が3割減り、全体で7個増えたので、次の式が成り立ちます。
1.1x+0.7y=390+71.1x + 0.7y = 390 + 7
1.1x+0.7y=3971.1x + 0.7y = 397
連立方程式を解きます。まず、最初の式から yy を求めます。
y=390xy = 390 - x
これを2番目の式に代入します。
1.1x+0.7(390x)=3971.1x + 0.7(390 - x) = 397
1.1x+2730.7x=3971.1x + 273 - 0.7x = 397
0.4x=3972730.4x = 397 - 273
0.4x=1240.4x = 124
x=1240.4x = \frac{124}{0.4}
x=310x = 310
次に、yy を求めます。
y=390x=390310=80y = 390 - x = 390 - 310 = 80
したがって、先週のスチール缶の個数は310個、アルミ缶の個数は80個です。

3. 最終的な答え

先週集めたスチール缶の個数は310個、アルミ缶の個数は80個です。

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