(1) 図の三角形において、与えられた角度 $105^\circ$ と $42^\circ$ から、角度 $x$ を求める。 (2) 平行四辺形ABCDにおいて、$AB=4$ cm, $BC=7$ cm、$AG = \frac{4}{3}$ cmが与えられている。線分BE, EFの長さを求め、さらに、△CGHの面積が△FBCの面積の何倍かを求める。

幾何学三角形角度平行四辺形面積相似二等辺三角形
2025/8/6

1. 問題の内容

(1) 図の三角形において、与えられた角度 105105^\circ4242^\circ から、角度 xx を求める。
(2) 平行四辺形ABCDにおいて、AB=4AB=4 cm, BC=7BC=7 cm、AG=43AG = \frac{4}{3} cmが与えられている。線分BE, EFの長さを求め、さらに、△CGHの面積が△FBCの面積の何倍かを求める。

2. 解き方の手順

(1) 三角形の内角の和は 180180^\circ であるから、
105+42+x=180105^\circ + 42^\circ + x = 180^\circ
147+x=180147^\circ + x = 180^\circ
x=180147x = 180^\circ - 147^\circ
x=33x = 33^\circ
(2)
① 平行四辺形ABCDにおいて、AD=BC=7AD = BC = 7 cm、AB=CD=4AB = CD = 4 cmである。
∠ABCの二等分線とADの交点がEであるから、∠ABE = ∠EBCである。
また、ADとBCは平行であるから、∠AEB = ∠EBCである。
よって、∠ABE = ∠AEBとなるので、△ABEは二等辺三角形である。
したがって、BE=AB=4BE = AB = 4 cmである。
② BF = CFとなる点Fを線分BE上にとり、Fを通りCEに平行な直線とBA, ADとの交点をそれぞれG, Hとする。AG = 43\frac{4}{3} cmである。
まず、△GBFと△EFCにおいて、BF=CF、∠GBF=∠CEF(平行線の同位角)、∠BFG=∠CFE(対頂角)であるから、△GBF≡△ECFである。よって、GF=EFである。
ここで、△GBFと△AEHにおいて、∠GBF=∠AEH、∠GFB=∠EHAであるから、△GBF∽△AEHである。また、∠AGH=∠GHEより、△AGHは二等辺三角形となる。
BG=AG-AB=43\frac{4}{3}-4=4123\frac{4-12}{3}=-83\frac{8}{3} となるので、これは誤り。
AG=4/3より、△ABG∽△AEHである。AB=BE=4よりAE=BEである。
FG//ECより、△BFG∽△BECであり、△AHG∽△DECである。
ここで、AG=4/3であり、AB=4であるから、BG=4-4/3=8/3である。
BF=CFである。BFBE=BGBA\frac{BF}{BE}=\frac{BG}{BA}であるから、BF4=8/34\frac{BF}{4}=\frac{8/3}{4}である。
BF=48/34=83BF=4*\frac{8/3}{4}=\frac{8}{3}である。
EF=BEBF=483=1283=43EF=BE-BF=4-\frac{8}{3}=\frac{12-8}{3}=\frac{4}{3}

3. 最終的な答え

(1) x=33x = 33^\circ
(2)
BE=4BE = 4 cm
EF=43EF = \frac{4}{3} cm
③ 倍

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