直角三角形ABCがあり、AB=8cm, BC=12cmです。点PはAを出発してAB上を毎秒2cmでBに向かい、点QはCを出発してBC上を毎秒1cmでBに向かいます。点P, Qが同時に出発したとき、四角形ACQPの面積が39cm²になるのは、出発してから何秒後かを求める問題です。

幾何学直角三角形面積二次方程式代数
2025/8/7

1. 問題の内容

直角三角形ABCがあり、AB=8cm, BC=12cmです。点PはAを出発してAB上を毎秒2cmでBに向かい、点QはCを出発してBC上を毎秒1cmでBに向かいます。点P, Qが同時に出発したとき、四角形ACQPの面積が39cm²になるのは、出発してから何秒後かを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABCの面積を計算します。
三角形ABCの面積=12×AB×BC=12×8×12=48cm2三角形ABCの面積 = \frac{1}{2} \times AB \times BC = \frac{1}{2} \times 8 \times 12 = 48 cm^2
次に、出発してからx秒後のAPとCQの長さを求めます。
AP = 2x cm
CQ = x cm
x秒後のPBの長さ、QBの長さを求めます。
PB = 8 - 2x cm
QB = 12 - x cm
x秒後の三角形PBQの面積を求めます。
三角形PBQの面積=12×PB×QB=12×(82x)×(12x)=12×(968x24x+2x2)=x216x+48三角形PBQの面積 = \frac{1}{2} \times PB \times QB = \frac{1}{2} \times (8-2x) \times (12-x) = \frac{1}{2} \times (96 - 8x - 24x + 2x^2) = x^2 - 16x + 48
四角形ACQPの面積は、三角形ABCの面積から三角形PBQの面積を引いたものです。
四角形ACQPの面積=三角形ABCの面積三角形PBQの面積四角形ACQPの面積 = 三角形ABCの面積 - 三角形PBQの面積
39=48(x216x+48)39 = 48 - (x^2 - 16x + 48)
39=48x2+16x4839 = 48 - x^2 + 16x - 48
39=x2+16x39 = -x^2 + 16x
x216x+39=0x^2 - 16x + 39 = 0
この二次方程式を解きます。
(x3)(x13)=0(x - 3)(x - 13) = 0
x=3,13x = 3, 13
PはBに着くまでしか動けないため、移動時間の上限は 8/2=4秒です。
QはBに着くまでしか動けないため、移動時間の上限は12/1=12秒です。
したがって、x=3x=3は条件を満たしますが、x=13x=13は条件を満たしません。

3. 最終的な答え

3秒後

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