一辺が12cmの正方形ABCDがある。点PはAを出発し、辺AB上を毎秒2cmの速さでBまで動く。点QはDを出発し、辺DA上を毎秒1cmの速さでAまで動く。点Pと点Qが同時に出発したとき、四角形PBCDQの面積が124cm$^2$になるのは出発してから何秒後かを求める。

幾何学正方形面積二次方程式動点図形
2025/8/7

1. 問題の内容

一辺が12cmの正方形ABCDがある。点PはAを出発し、辺AB上を毎秒2cmの速さでBまで動く。点QはDを出発し、辺DA上を毎秒1cmの速さでAまで動く。点Pと点Qが同時に出発したとき、四角形PBCDQの面積が124cm2^2になるのは出発してから何秒後かを求める。

2. 解き方の手順

出発してからxx秒後の四角形PBCDQの面積を考える。
APの長さは2x2xcm、DQの長さはxxcmとなる。
三角形APQの面積は12×AP×AQ\frac{1}{2} \times AP \times AQで計算できる。
AQ=ADDQ=12xAQ = AD - DQ = 12 - xだから、三角形APQの面積は12×2x×(12x)=x(12x)\frac{1}{2} \times 2x \times (12-x) = x(12-x)となる。
正方形ABCDの面積は12×12=14412 \times 12 = 144cm2^2である。
四角形PBCDQの面積は、正方形ABCDの面積から三角形APQの面積を引いたものであるから、
144x(12x)144 - x(12-x)
これが124cm2^2になるようなxxを求める。
144x(12x)=124144 - x(12-x) = 124
14412x+x2=124144 - 12x + x^2 = 124
x212x+144124=0x^2 - 12x + 144 - 124 = 0
x212x+20=0x^2 - 12x + 20 = 0
この二次方程式を解く。
(x2)(x10)=0(x - 2)(x - 10) = 0
x=2x = 2またはx=10x = 10
ここで、点Pは毎秒2cmでAB上を動くので、Bに到達するまでに12/2=612/2=6秒かかる。点Qは毎秒1cmでDA上を動くので、Aに到達するまでに12/1=1212/1=12秒かかる。したがって、xxは6以下でなければならない。
よって、x=2x=2

3. 最終的な答え

2秒後

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