A地点から900m離れたB地点まで、兄と弟が同時に出発します。兄は分速90m、弟は分速60mで進み、兄はB地点まで往復してA地点に戻り停止します。出発してからx分後の兄と弟の距離をymとするとき、以下の問いに答えます。 (1) x=11のときのyの値を求めます。 (2) 兄と弟が同時に出発してから、弟がA地点に戻るまでの間に、兄と弟の距離が最初に400mになるのは何分何秒後かを求めます。

算数速さ距離時間文章問題方程式
2025/4/6

1. 問題の内容

A地点から900m離れたB地点まで、兄と弟が同時に出発します。兄は分速90m、弟は分速60mで進み、兄はB地点まで往復してA地点に戻り停止します。出発してからx分後の兄と弟の距離をymとするとき、以下の問いに答えます。
(1) x=11のときのyの値を求めます。
(2) 兄と弟が同時に出発してから、弟がA地点に戻るまでの間に、兄と弟の距離が最初に400mになるのは何分何秒後かを求めます。

2. 解き方の手順

(1) x=11のときのyの値を求める
まず、11分後の兄と弟の位置を求めます。
兄は分速90mなので、11分で 90×11=99090 \times 11 = 990 m進みます。
A地点からB地点までの距離は900mなので、兄はB地点に到着した後、990900=90990 - 900 = 90 m戻っています。
弟は分速60mなので、11分で 60×11=66060 \times 11 = 660 m進みます。
したがって、11分後の兄と弟の距離yは、90090+660=150900 - 90 + 660 = 150 mです。
(2) 兄と弟の距離が最初に400mになる時間を求める
兄がB地点に着くまでの時間t1は、
t1=90090=10t_1 = \frac{900}{90} = 10 分です。
兄がB地点に着くまでに、弟は 60×10=60060 \times 10 = 600 m進みます。
このとき、兄と弟の距離は 900600=300900 - 600 = 300 mです。
兄がB地点からA地点に戻る時間をtとすると、兄は分速90m、弟は分速60mなので、2人の距離は1分間に 90+60=15090 + 60 = 150 mずつ縮まります。
兄がB地点についてから、2人の距離が400mになることはありません。
そのため、兄がA地点からB地点に向かう間に、距離が最初に400mになる時を考えます。
出発してからの時間をtとします。兄と弟の距離が400mになるので、
90t60t=30t=40090t - 60t = 30t = 400
t=40030=403=1313t = \frac{400}{30} = \frac{40}{3} = 13\frac{1}{3}
13\frac{1}{3} 分は20秒なので、13分20秒後となります。
弟がA地点に戻る時間は、 90060=15\frac{900}{60} = 15 分なので、13分20秒後に兄と弟の距離が最初に400mになるのは条件を満たします。

3. 最終的な答え

(1) イ y=150
(2) ウ 13分20秒後

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