直線 $3x + 2y + 1 = 0$ に関して、点 $P(-2, -4)$ と対称な点 $Q$ の座標を求める問題です。

幾何学座標平面直線対称点垂直連立方程式
2025/8/7

1. 問題の内容

直線 3x+2y+1=03x + 2y + 1 = 0 に関して、点 P(2,4)P(-2, -4) と対称な点 QQ の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

QQ の座標を (a,b)(a, b) とします。
ステップ1: 線分 PQPQ の中点 MM は、与えられた直線上にある。
中点 MM の座標は (a22,b42)\left( \frac{a-2}{2}, \frac{b-4}{2} \right) となります。
この中点が直線 3x+2y+1=03x + 2y + 1 = 0 上にあるので、以下の方程式が成り立ちます。
3(a22)+2(b42)+1=03\left(\frac{a-2}{2}\right) + 2\left(\frac{b-4}{2}\right) + 1 = 0
3(a2)+2(b4)+2=03(a-2) + 2(b-4) + 2 = 0
3a6+2b8+2=03a - 6 + 2b - 8 + 2 = 0
3a+2b12=03a + 2b - 12 = 0
3a+2b=12()3a + 2b = 12 \quad (*)
ステップ2: 直線 PQPQ は、与えられた直線と垂直である。
直線 PQPQ の傾きは b(4)a(2)=b+4a+2\frac{b - (-4)}{a - (-2)} = \frac{b+4}{a+2} です。
与えられた直線の傾きは 32-\frac{3}{2} です。
2つの直線が垂直であることから、傾きの積が 1-1 になるので、
b+4a+2(32)=1\frac{b+4}{a+2} \cdot \left(-\frac{3}{2}\right) = -1
b+4a+2=23\frac{b+4}{a+2} = \frac{2}{3}
3(b+4)=2(a+2)3(b+4) = 2(a+2)
3b+12=2a+43b + 12 = 2a + 4
2a3b=8()2a - 3b = 8 \quad (**)
ステップ3: 連立方程式 ()(*)()(**) を解く。
(*) 3a+2b=123a + 2b = 12
(**) 2a3b=82a - 3b = 8
(*) × 2 : 6a+4b=246a + 4b = 24
(**) × 3 : 6a9b=246a - 9b = 24
引き算を行うと、
13b=013b = 0
b=0b = 0
これを (*) に代入すると、
3a+2(0)=123a + 2(0) = 12
3a=123a = 12
a=4a = 4
したがって、点 QQ の座標は (4,0)(4, 0) となります。

3. 最終的な答え

点Qの座標は (4,0)(4, 0) です。

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