$\int (\frac{1}{tanx}+2) sinx dx$ を計算する問題です。

解析学積分三角関数定積分
2025/8/7

1. 問題の内容

(1tanx+2)sinxdx\int (\frac{1}{tanx}+2) sinx dx を計算する問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた積分を整理します。
tanx=sinxcosxtanx = \frac{sinx}{cosx} なので、1tanx=cosxsinx\frac{1}{tanx} = \frac{cosx}{sinx} となります。
よって、積分は
(cosxsinx+2)sinxdx\int (\frac{cosx}{sinx}+2) sinx dx
となります。
これを展開すると、
(cosx+2sinx)dx\int (cosx + 2sinx) dx
となります。
積分を分解して、
cosxdx+2sinxdx\int cosx dx + \int 2sinx dx
となります。
cosxdx=sinx+C1\int cosx dx = sinx + C_1 であり、
2sinxdx=2cosx+C2\int 2sinx dx = -2cosx + C_2 です。
よって、
cosxdx+2sinxdx=sinx2cosx+C\int cosx dx + \int 2sinx dx = sinx - 2cosx + C
となります (C=C1+C2C = C_1 + C_2)。

3. 最終的な答え

sinx2cosx+Csinx - 2cosx + C

「解析学」の関連問題

定積分 $\int_{-1}^{1} |e^{\frac{x}{2}}-1|dx$ を計算します。

定積分絶対値指数関数
2025/8/7

定積分 $\int_{2}^{4} \frac{dx}{x^2 - 1}$ を計算します。

定積分部分分数分解積分
2025/8/7

定積分 $\int_{2}^{4} \frac{dx}{x^2-1}$ を計算します。

定積分部分分数分解積分
2025/8/7

放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線ABで囲まれた図形の面積を求めよ。ただし、点Aのx座標は-8、点Bのx座標は6である。

積分放物線面積定積分関数
2025/8/7

問題は、放物線 $y=x^2$ と直線ABによって囲まれた図形の面積を求める問題です。まず直線ABの式を求め、次に放物線と直線で囲まれた部分の面積を計算します。点Aのx座標は-2、点Bのx座標は3であ...

積分面積放物線直線定積分
2025/8/7

放物線 $y = 2x^2$ と直線 $y = 4$ で囲まれた領域と、直線と放物線に囲まれた三角形の面積を求める問題です。

放物線面積積分二次関数
2025/8/7

関数 $f(x) = \sqrt{2x+1}$ に対して、数列 $\{a_n\}$ が $a_1 = 3$, $a_{n+1} = f(a_n)$ で定義される。 方程式 $f(x) = x$ の解を...

数列極限数学的帰納法関数の単調性
2025/8/7

与えられた微分方程式 $y' + \frac{2}{x} y = x$ を、$x=1$ のとき $y=1$ という初期条件の下で解く。

微分方程式1階線形微分方程式積分因子初期条件
2025/8/7

$|r| < 1$ を満たす実数 $r$ が与えられたとき、以下の問いに答える問題です。 (1) $S_n = \sum_{k=0}^{n} k r^{k-1}$ を求めよ。 (2) $T_n = \...

級数無限級数微分等比数列極限
2025/8/7

連続な関数 $f(x)$ が積分方程式 $\int_a^x (x-t)f(t) dt = \cos(ax) - b$ を満たすとき、以下の問いに答えます。ただし、$a$ と $b$ は定数で、$0 <...

積分方程式微分定積分部分積分三角関数最大値
2025/8/7