放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線ABで囲まれた図形の面積を求めよ。ただし、点Aのx座標は-8、点Bのx座標は6である。

解析学積分放物線面積定積分関数
2025/8/7

1. 問題の内容

放物線 y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 と直線ABで囲まれた図形の面積を求めよ。ただし、点Aのx座標は-8、点Bのx座標は6である。

2. 解き方の手順

まず、点Aと点Bの座標を求める。
点Aのx座標が-8なので、y=14(8)2=14(64)=16y = \frac{1}{4}(-8)^2 = \frac{1}{4}(64) = 16より、点Aの座標は(-8, 16)である。
点Bのx座標が6なので、y=14(6)2=14(36)=9y = \frac{1}{4}(6)^2 = \frac{1}{4}(36) = 9より、点Bの座標は(6, 9)である。
次に、直線ABの式を求める。
直線ABの傾きは、9166(8)=714=12\frac{9-16}{6-(-8)} = \frac{-7}{14} = -\frac{1}{2}である。
直線ABの式をy=12x+by = -\frac{1}{2}x + bとおき、点B(6, 9)を代入すると、9=12(6)+b9 = -\frac{1}{2}(6) + bより、9=3+b9 = -3 + bとなり、b=12b = 12である。
したがって、直線ABの式はy=12x+12y = -\frac{1}{2}x + 12である。
次に、放物線と直線ABで囲まれた図形の面積を求める。
面積は、86((12x+12)14x2)dx\int_{-8}^{6} ((-\frac{1}{2}x + 12) - \frac{1}{4}x^2) dxで求められる。
=86(14x212x+12)dx= \int_{-8}^{6} (-\frac{1}{4}x^2 - \frac{1}{2}x + 12) dx
=[112x314x2+12x]86= [-\frac{1}{12}x^3 - \frac{1}{4}x^2 + 12x]_{-8}^{6}
=(112(6)314(6)2+12(6))(112(8)314(8)2+12(8))= (-\frac{1}{12}(6)^3 - \frac{1}{4}(6)^2 + 12(6)) - (-\frac{1}{12}(-8)^3 - \frac{1}{4}(-8)^2 + 12(-8))
=(21612364+72)(5121264496)= (-\frac{216}{12} - \frac{36}{4} + 72) - (-\frac{-512}{12} - \frac{64}{4} - 96)
=(189+72)(512121696)= (-18 - 9 + 72) - (\frac{512}{12} - 16 - 96)
=45(1283112)= 45 - (\frac{128}{3} - 112)
=45(1283363)= 45 - (\frac{128 - 336}{3})
=45(2083)= 45 - (-\frac{208}{3})
=45+2083= 45 + \frac{208}{3}
=135+2083= \frac{135 + 208}{3}
=3433= \frac{343}{3}

3. 最終的な答え

3433\frac{343}{3}

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