まず、APとAQの長さを求めます。PはBFの中点なので、BP = 5cmです。直角三角形ABPにおいて、三平方の定理より、
AP=AB2+BP2=102+52=100+25=125=55 同様に、AQの長さも55cmとなります。 次に、PQの長さを求めます。PとQはそれぞれBFとDHの中点なので、PQは長方形BFHDの中を通る線分となります。したがって、PQは線分BDと平行で、その長さはBDと等しくなります。BDは正方形ABCDの対角線なので、
BD=AB2+AD2=102+102=200=102 したがって、PQ=102です。 次に、AGの長さを求めます。AGは立方体の対角線なので、
AG=AB2+BC2+CG2=102+102+102=300=103 四角形APGQは等脚台形です。AP=GQ=55, PQ=102, AG=103です。 この四角形を線分ACで二つの三角形に分割します。
三角形APQと三角形AQGの面積をそれぞれ求めても良いですが、今回は高さを使って考えます。
等脚台形APGQの面積は、2(PQ+AG)h=2(102+AG)h で求められます。 Aから線分PQへ垂線を下ろし、交点をIとすると、AIは台形APGQの高さに相当します。
線分AIを求めるのは難しいので、別の方法で考えます。
四角形APGQは菱形であることに注目します。菱形の面積は対角線の積の半分で求められます。
対角線AG=103がわかっているので、対角線PQを求める必要があります。先ほど求めたように、PQ=102です。 したがって、四角形APGQの面積は、
21×AG×PQ=21×103×102=506