1. 問題の内容
問題は以下の通りです。
1. 正四角錐において、平面ABCと平面BCDEのなす角を求めよ。
2. 直方体ABCD-EFGHにおいて、
(1) 辺AEとねじれの位置にある辺は全部で何本あるか。
(2) 直線AFと直線CHのなす角を求めよ。
(3) 平面ADGと平面EFGのなす角を求めよ。
2. 解き方の手順
**
1. 平面ABCと平面BCDEのなす角**
平面ABCと平面BCDEの交線はBCです。
EからBCに垂線を下ろし、交点をMとすると、EMは正方形BCDEの高さの半分です。
AからBCに垂線を下ろし、交点をMとすると、AMは三角形ABCの高さです。
したがって、なす角は∠AMEとなります。
三角形ABEにおいて、です。
三平方の定理より、。
EM = DE/2 = 2/2 = 1。
三角形AMEにおいて、, 、AM=。
したがって、三角形AMEは直角三角形()となります。
平面ABCと平面BCDEのなす角は。
, より、.
**
2. 直方体ABCD-EFGH**
(1) 辺AEとねじれの位置にある辺
辺AEと平行でなく、交わらない辺を探します。
CD, BC, FG, CG, DH, GH, BFの7本です。
(2) 直線AFと直線CHのなす角
AFとCHは平行移動して考えることができます。
AFをBGに平行移動すると、BGとCHのなす角は∠BGCとなります。
直方体の各面は長方形なので、BG = CH =
BC = CG = 1
BGとCHは交わらないので、交わるように平行移動して考えると、例えばADとEFは平行なので、AFとCHのなす角は40度です。
(3) 平面ADGと平面EFGのなす角
平面ADGの法線ベクトルは、
平面EFGの法線ベクトルは、
この問題では、直方体の各辺の長さが具体的に与えられていないので、平面ADGと平面EFGのなす角を求めるのは難しいです。直方体の各辺の長さが分かれば、法線ベクトルを計算して、内積を計算することで角度を求めることができます。
3. 最終的な答え
1. 平面ABCと平面BCDEのなす角: 45°
2. 直方体ABCD-EFGH
(1) 辺AEとねじれの位置にある辺の数: 7本
(2) 直線AFと直線CHのなす角: 40°
(3) 平面ADGと平面EFGのなす角: 辺の長さが不明のため、答えられない