問題は以下の通りです。 1. 正四角錐において、平面ABCと平面BCDEのなす角を求めよ。

幾何学空間図形正四角錐直方体ねじれの位置平面のなす角三平方の定理ベクトル
2025/8/10

1. 問題の内容

問題は以下の通りです。

1. 正四角錐において、平面ABCと平面BCDEのなす角を求めよ。

2. 直方体ABCD-EFGHにおいて、

(1) 辺AEとねじれの位置にある辺は全部で何本あるか。
(2) 直線AFと直線CHのなす角を求めよ。
(3) 平面ADGと平面EFGのなす角を求めよ。

2. 解き方の手順

**

1. 平面ABCと平面BCDEのなす角**

平面ABCと平面BCDEの交線はBCです。
EからBCに垂線を下ろし、交点をMとすると、EMは正方形BCDEの高さの半分です。
AからBCに垂線を下ろし、交点をMとすると、AMは三角形ABCの高さです。
したがって、なす角は∠AMEとなります。
三角形ABEにおいて、AB=5,BE=2AB=\sqrt{5}, BE=2です。
三平方の定理より、AE=AB2BE2=(5)222=54=1AE = \sqrt{AB^2 - BE^2} = \sqrt{(\sqrt{5})^2 - 2^2} = \sqrt{5-4} = 1
EM = DE/2 = 2/2 = 1。
三角形AMEにおいて、AE=1AE=1, EM=1EM=1、AM=51=4=2\sqrt{5-1}=\sqrt{4}=2
したがって、三角形AMEは直角三角形(AEM=90\angle AEM=90^\circ)となります。
平面ABCと平面BCDEのなす角はAME\angle AME
AM=1AM=1, ME=1ME=1より、AME=arccos12=45\angle AME = \arccos{\frac{1}{\sqrt{2}}} = 45^\circ.
**

2. 直方体ABCD-EFGH**

(1) 辺AEとねじれの位置にある辺
辺AEと平行でなく、交わらない辺を探します。
CD, BC, FG, CG, DH, GH, BFの7本です。
(2) 直線AFと直線CHのなす角
AFとCHは平行移動して考えることができます。
AFをBGに平行移動すると、BGとCHのなす角は∠BGCとなります。
直方体の各面は長方形なので、BG = CH = 12+402\sqrt{1^2+40^2}
BC = CG = 1
BGとCHは交わらないので、交わるように平行移動して考えると、例えばADとEFは平行なので、AFとCHのなす角は40度です。
(3) 平面ADGと平面EFGのなす角
平面ADGの法線ベクトルは、n1=AD×AG\vec{n_1} = \vec{AD} \times \vec{AG}
平面EFGの法線ベクトルは、n2=EF×EG\vec{n_2} = \vec{EF} \times \vec{EG}
この問題では、直方体の各辺の長さが具体的に与えられていないので、平面ADGと平面EFGのなす角を求めるのは難しいです。直方体の各辺の長さが分かれば、法線ベクトルを計算して、内積を計算することで角度を求めることができます。

3. 最終的な答え

1. 平面ABCと平面BCDEのなす角: 45°

2. 直方体ABCD-EFGH

(1) 辺AEとねじれの位置にある辺の数: 7本
(2) 直線AFと直線CHのなす角: 40°
(3) 平面ADGと平面EFGのなす角: 辺の長さが不明のため、答えられない

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