円周上に点A, B, C, D, Eがあり、$\angle APB = 30^\circ$, $\angle PAC = 60^\circ$である。弧AB+弧CDは円周の$2/3$である。 (1) 弧CE : 弧EDを求める。 (2) AQ = 6, QC = 1であるとき、線分PDの長さを求める。
2025/8/12
1. 問題の内容
円周上に点A, B, C, D, Eがあり、, である。弧AB+弧CDは円周のである。
(1) 弧CE : 弧EDを求める。
(2) AQ = 6, QC = 1であるとき、線分PDの長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 弧の長さの比は、対応する円周角の比に等しい。
なので、弧ABの中心角は。
なので、弧CDの中心角は(円に内接する四角形ACDEにおいて、対角の和は180度)
弧AB+弧CDは円周のなので、弧AB+弧CDの中心角の合計は。
よって、弧AB, 弧CDの長さはであるから、である。
したがって、弧BE+弧AEの中心角は。
より、。したがって弧ABに対する円周角は。
弧ABの中心角がより、弧ABの長さは円周の。
したがって弧CE+ED=円周の。
より.
は弧ECに対する円周角なので、弧ECの中心角。弧EC=円周の
弧CE = 円周の
円周の = 弧AB+弧CD = 円周の + 弧CD
したがって弧CD = 円周の
なので弧DEの中心角
弧ED = 円周の -円周の
弧ED = 0
したがってCE:ED =
(2) 方べきの定理より、
, より、。よって、、つまり
、、したがって 。
, , 。
は直径であるから、円の半径は 。
三角形AQCは直角三角形なので、
.
ここで、より.
より、,
であるから
3. 最終的な答え
(1) CE : ED = 1 : 0
(2) PD = 2