三角形ABCの面積Sを求める問題です。3つの小問があり、それぞれ与えられた辺の長さや角度の情報が異なります。

幾何学三角形面積三角比ヘロンの公式
2025/8/12

1. 問題の内容

三角形ABCの面積Sを求める問題です。3つの小問があり、それぞれ与えられた辺の長さや角度の情報が異なります。

2. 解き方の手順

(1) a=222\sqrt{2}、c=3、B=4545^\circの場合:
三角形の面積を求める公式 S=12acsinBS = \frac{1}{2}ac\sin B を利用します。
S=12×22×3×sin45S = \frac{1}{2} \times 2\sqrt{2} \times 3 \times \sin 45^\circ
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2} なので、
S=12×22×3×22=3S = \frac{1}{2} \times 2\sqrt{2} \times 3 \times \frac{\sqrt{2}}{2} = 3
(2) a=3、b=434\sqrt{3}、C=120120^\circの場合:
三角形の面積を求める公式 S=12absinCS = \frac{1}{2}ab\sin C を利用します。
S=12×3×43×sin120S = \frac{1}{2} \times 3 \times 4\sqrt{3} \times \sin 120^\circ
sin120=32\sin 120^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2} なので、
S=12×3×43×32=9S = \frac{1}{2} \times 3 \times 4\sqrt{3} \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 9
(3) a=7、b=5、c=6の場合:
ヘロンの公式を利用します。まず、s = (a+b+c)/2 を計算します。
s=7+5+62=182=9s = \frac{7+5+6}{2} = \frac{18}{2} = 9
ヘロンの公式 S=s(sa)(sb)(sc)S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)} を適用します。
S=9(97)(95)(96)=9×2×4×3=216=36×6=66S = \sqrt{9(9-7)(9-5)(9-6)} = \sqrt{9 \times 2 \times 4 \times 3} = \sqrt{216} = \sqrt{36 \times 6} = 6\sqrt{6}

3. 最終的な答え

(1) 3
(2) 9
(3) 666\sqrt{6}

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