1. 問題の内容
直線 上にあり、2辺 , から等しい距離にある点 を作図する問題です。
2. 解き方の手順
ある点から2つの直線までの距離が等しいということは、その点は2つの直線が作る角の二等分線上にあることを意味します。したがって、 と が作る角 の二等分線を作図し、その二等分線と直線 の交点が求める点 となります。
具体的な作図手順は以下の通りです。
1. 点 $O$ を中心に、適当な半径の円弧を描き、$OA$、$OB$ との交点をそれぞれ $C$、$D$ とします。
2. 点 $C$、点 $D$ を中心に、それぞれ同じ半径($\frac{1}{2}CD$より大きい半径)の円弧を描き、その交点を $E$ とします。
3. 点 $O$ と点 $E$ を通る直線を引きます。この直線 $OE$ が $\angle AOB$ の二等分線です。
4. 直線 $OE$ と直線 $l$ の交点を $Q$ とします。この点 $Q$ が、直線 $l$ 上にあり、2辺 $OA$, $OB$ から等しい距離にある点です。
3. 最終的な答え
点 (作図の手順で求めた点)