$\sin(\theta + \alpha)$ の最小値を求め、その時の $y$ の最小値を求める問題です。ただし、$0 \le x \le \frac{\pi}{2}$ において $\sin x$ は単調増加、$x > \frac{\pi}{2}$ で単調減少であること、$\theta + \alpha$ の範囲が $[\alpha, \frac{\pi}{2} + \alpha]$ であること、$\alpha$ が第1象限の角であること、$\sin \alpha = \frac{4}{5}$ であること、そして $\sin(\frac{\pi}{2} + \alpha) = \cos \alpha = \frac{3}{5}$ であることが与えられています。また、このときの $y$ の最小値を求めます。ただし、$\theta = 0$ です。

幾何学三角関数三角比最大最小
2025/8/12

1. 問題の内容

sin(θ+α)\sin(\theta + \alpha) の最小値を求め、その時の yy の最小値を求める問題です。ただし、0xπ20 \le x \le \frac{\pi}{2} において sinx\sin x は単調増加、x>π2x > \frac{\pi}{2} で単調減少であること、θ+α\theta + \alpha の範囲が [α,π2+α][\alpha, \frac{\pi}{2} + \alpha] であること、α\alpha が第1象限の角であること、sinα=45\sin \alpha = \frac{4}{5} であること、そして sin(π2+α)=cosα=35\sin(\frac{\pi}{2} + \alpha) = \cos \alpha = \frac{3}{5} であることが与えられています。また、このときの yy の最小値を求めます。ただし、θ=0\theta = 0 です。

2. 解き方の手順

まず、sin(θ+α)\sin(\theta + \alpha) の範囲が [α,π2+α][\alpha, \frac{\pi}{2} + \alpha] であることから、sin(θ+α)\sin(\theta + \alpha) の最小値は sinα\sin \alpha または sin(π2+α)\sin(\frac{\pi}{2} + \alpha) のいずれかになります。
sinα=45\sin \alpha = \frac{4}{5} であり、sin(π2+α)=cosα=35\sin(\frac{\pi}{2} + \alpha) = \cos \alpha = \frac{3}{5} であることがわかっています。
35<45\frac{3}{5} < \frac{4}{5} なので、sin(θ+α)\sin(\theta + \alpha) の最小値は 35\frac{3}{5} です。
θ=0\theta = 0 のとき、yy の最小値は 5355 \cdot \frac{3}{5} で計算できます。
535=35 \cdot \frac{3}{5} = 3

3. 最終的な答え

sin(θ+α)\sin(\theta + \alpha) の最小値は 35\frac{3}{5} であり、このときの yy の最小値は 33 です。

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