(1)
C は直線 AB 上の点なので、実数 t を用いて OC=(1−t)OA+tOB=(1−t)a+tb と表せる。 また、C は OI の延長線上にあるので、実数 k を用いて OC=kOI と表せる。 I は三角形 OAB の内心なので、
OI=6+7+88OA+6OB+7OO=218OA+6OB=218a+216b=218a+72b ここで、C は AB を OA:OB = 6:8 = 3:4 の比で内分するので、
OC=3+44OA+3OB=74a+73b (2)
内心 I は、各頂点から対辺に引いた角の二等分線の交点である。したがって、OI は角 AOB の二等分線となる。
OI=kOC と表せるので、(1) より OI=3421OC=3421(74a+73b)=343(4a+3b)=3412a+349b=176a+349b OI=218a+6b=218a+72b OC=kOI より 74a+73b=k(218a+216b) 74=k218 より k=74⋅821=23 73=k216 より k=73⋅621=23 OI=32OC=32(74a+73b)=218a+72b