四角形ABCDにおいて、辺ABと対角線BDを隣り合う2辺とする平行四辺形ABDEと、辺BCと対角線BDを隣り合う2辺とする平行四辺形DBCFを作る。 (1) 四角形ACFEが平行四辺形であることを証明する。 (2) 平行四辺形ACFEがひし形、長方形になるのは、四角形ABCDの対角線AC, BDの間にどのような関係が成り立つときか、それぞれ関係を表す式を答える。
2025/8/8
1. 問題の内容
四角形ABCDにおいて、辺ABと対角線BDを隣り合う2辺とする平行四辺形ABDEと、辺BCと対角線BDを隣り合う2辺とする平行四辺形DBCFを作る。
(1) 四角形ACFEが平行四辺形であることを証明する。
(2) 平行四辺形ACFEがひし形、長方形になるのは、四角形ABCDの対角線AC, BDの間にどのような関係が成り立つときか、それぞれ関係を表す式を答える。
2. 解き方の手順
(1) 四角形ACFEが平行四辺形であることの証明
平行四辺形の性質より、
かつ
かつ
したがって、
かつ
2組の対辺がそれぞれ等しく、かつ平行であるので、四角形ACFEは平行四辺形である。
(2)
ア. 四角形ACFEがひし形になるのは、隣り合う辺が等しいときである。すなわち、となるとき。 であるから、となるとき、四角形ACFEはひし形になる。
イ. 四角形ACFEが長方形になるのは、内角が全て直角のときである。すなわち、となるとき。平行四辺形ACFEにおいて、とが垂直になるとき、は長方形になる。
より、のとき、四角形ACFEは長方形になる。
3. 最終的な答え
(1) 四角形ACFEは平行四辺形である (証明完了)
(2)
ア. ひし形:
イ. 長方形: