三角形ABCの面積を求める問題です。三角形の各頂点は、以下の3つの直線の交点として与えられています。 * $x - 2y = -5$ * $2x + 5y = -1$ * $4x + y = 7$

幾何学三角形面積座標連立方程式
2025/8/8

1. 問題の内容

三角形ABCの面積を求める問題です。三角形の各頂点は、以下の3つの直線の交点として与えられています。
* x2y=5x - 2y = -5
* 2x+5y=12x + 5y = -1
* 4x+y=74x + y = 7

2. 解き方の手順

三角形の面積を求めるために、まず3つの頂点A, B, Cの座標を求めます。
A: x2y=5x - 2y = -52x+5y=12x + 5y = -1 の交点
B: x2y=5x - 2y = -54x+y=74x + y = 7 の交点
C: 2x+5y=12x + 5y = -14x+y=74x + y = 7 の交点
* **頂点Aの座標を計算する:**
連立方程式を解きます。
x2y=5x - 2y = -5 (1)
2x+5y=12x + 5y = -1 (2)
(1) * 2 より 2x4y=102x - 4y = -10 (3)
(2) - (3) より 9y=99y = 9, したがって y=1y = 1
(1)に代入して x2(1)=5x - 2(1) = -5, したがって x=3x = -3
よって、Aの座標は (3,1)(-3, 1)
* **頂点Bの座標を計算する:**
連立方程式を解きます。
x2y=5x - 2y = -5 (4)
4x+y=74x + y = 7 (5)
(5) * 2 より 8x+2y=148x + 2y = 14 (6)
(4) + (6) より 9x=99x = 9, したがって x=1x = 1
(5)に代入して 4(1)+y=74(1) + y = 7, したがって y=3y = 3
よって、Bの座標は (1,3)(1, 3)
* **頂点Cの座標を計算する:**
連立方程式を解きます。
2x+5y=12x + 5y = -1 (7)
4x+y=74x + y = 7 (8)
(8) * 5 より 20x+5y=3520x + 5y = 35 (9)
(9) - (7) より 18x=3618x = 36, したがって x=2x = 2
(8)に代入して 4(2)+y=74(2) + y = 7, したがって y=1y = -1
よって、Cの座標は (2,1)(2, -1)
3点の座標がわかったので、三角形の面積を求めることができます。今回は、以下の公式を利用します。
3点の座標 (x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)(x_1, y_1), (x_2, y_2), (x_3, y_3) を持つ三角形の面積は、
S=12x1(y2y3)+x2(y3y1)+x3(y1y2)S = \frac{1}{2} |x_1(y_2 - y_3) + x_2(y_3 - y_1) + x_3(y_1 - y_2)|
今回は、A (3,1)(-3, 1), B (1,3)(1, 3), C (2,1)(2, -1) なので、
S=12(3)(3(1))+(1)(11)+(2)(13)S = \frac{1}{2} |(-3)(3 - (-1)) + (1)(-1 - 1) + (2)(1 - 3)|
S=12(3)(4)+(1)(2)+(2)(2)S = \frac{1}{2} |(-3)(4) + (1)(-2) + (2)(-2)|
S=121224S = \frac{1}{2} |-12 - 2 - 4|
S=1218S = \frac{1}{2} |-18|
S=12(18)S = \frac{1}{2} (18)
S=9S = 9

3. 最終的な答え

三角形ABCの面積は9です。

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