(1) 点Pが原点O(0,0)にあるとき:
平行四辺形APBQの性質から、AP=QB. A(−2,4), P(0,0)なので、AP=(0−(−2),0−4)=(2,−4). 点Qの座標を (x,y) とすると、QB=(4−x,16−y). したがって、(2,−4)=(4−x,16−y). これから、2=4−x より x=2, −4=16−y より y=20. よって、点Qの座標は (2, 20)。
直線AQの方程式を y=ax+b とおく。 A(-2, 4), Q(2, 20)を通るので、
4=−2a+b 20=2a+b 足し合わせると、24=2b より b=12. 4=−2a+12 より 2a=8, a=4. したがって、直線AQの方程式は y=4x+12. (2) 平行四辺形APBQの面積を二等分する直線は、平行四辺形の対角線の交点を通る。
点Pが原点Oのとき、平行四辺形の対角線の交点をMとすると、MはABの中点となる。
A(−2,4),B(4,16)より、Mの座標は (2−2+4,24+16)=(1,10). 原点O(0, 0)と点M(1, 10)を通る直線の方程式は、y=10x. (3) 点Pのx座標を p とすると、P(p,p2). AP=(p−(−2),p2−4)=(p+2,p2−4). QB=(4−x,16−y). したがって、(p+2,p2−4)=(4−x,16−y). これから、p+2=4−x より x=2−p, p2−4=16−y より y=20−p2. よって、点Qの座標は (2−p,20−p2). (4) 直線PQの傾きが-6のとき:
P(p,p2),Q(2−p,20−p2)を通る直線の傾きは、 (2−p)−p(20−p2)−p2=2−2p20−2p2=2(1−p)2(10−p2)=1−p10−p2. これが-6に等しいので、1−p10−p2=−6. 10−p2=−6(1−p)=−6+6p. p2+6p−16=0. (p+8)(p−2)=0. 点PはA(-2, 4)からB(4, 16)まで動くので、−2≤p≤4。