(1) 線分ABの中点の座標は、AとBの座標の平均を取ることで求められる。線分ABの垂直二等分線は、線分ABの中点を通り、線分ABに垂直な直線である。傾きを計算し、垂直条件を用いる。
(2) 円Cの中心は、線分ABと線分BCの垂直二等分線の交点である。線分BCの垂直二等分線を求め、線分ABの垂直二等分線との連立方程式を解けば、円Cの中心の座標が求まる。半径は中心から各頂点までの距離を計算することで求まる。 (3) 円Cと円Dの共有点は、それぞれの円の方程式を連立させて解くことで求まる。円Cの方程式を求め、円Dの方程式と連立させる。 (1)
線分ABの中点の座標は、(22+(−2),22+0)=(0,1)。 線分ABの傾きは、2−(−2)2−0=42=21。 線分ABの垂直二等分線の方程式は、y−1=−2(x−0)、すなわち、y=−2x+1。 (2)
線分BCの中点の座標は、(2−2+4,20+0)=(1,0)。 線分BCの傾きは、−2−40−0=0。 線分BCはx軸に平行なので、線分BCの垂直二等分線はx=1である。 円Cの中心は、線分ABの垂直二等分線y=−2x+1と線分BCの垂直二等分線x=1の交点なので、 x=1をy=−2x+1に代入すると、y=−2(1)+1=−1。 円Cの中心の座標は(1,−1)。 円Cの半径は、中心(1,−1)と点A(2,2)の距離で求められる。 r=(2−1)2+(2−(−1))2=12+32=10。 (3)
円Cの方程式は、(x−1)2+(y+1)2=10、すなわち、x2−2x+1+y2+2y+1=10、 x2+y2−2x+2y−8=0。 円Dの方程式は、x2+y2=12。 円Dの式を円Cの式に代入すると、12−2x+2y−8=0、すなわち、2y=2x−4、y=x−2。 これを円Dの方程式に代入すると、x2+(x−2)2=12、x2+x2−4x+4=12、2x2−4x−8=0、x2−2x−4=0。 x=22±(−2)2−4(1)(−4)=22±4+16=22±20=22±25=1±5。 x=1+5のとき、y=(1+5)−2=5−1。 x=1−5のとき、y=(1−5)−2=−5−1。