中心が原点であり、漸近線の傾きが $\frac{1}{2}$ である双曲線の方程式を、点 $(2\sqrt{5}, 0)$ を通るという条件のもとで求める問題です。

幾何学双曲線方程式漸近線
2025/8/8
はい、承知いたしました。

1. 問題の内容

中心が原点であり、漸近線の傾きが 12\frac{1}{2} である双曲線の方程式を、点 (25,0)(2\sqrt{5}, 0) を通るという条件のもとで求める問題です。

2. 解き方の手順

双曲線の標準形は、
x2a2y2b2=1\frac{x^2}{a^2} - \frac{y^2}{b^2} = 1 または y2b2x2a2=1\frac{y^2}{b^2} - \frac{x^2}{a^2} = 1 で表されます。
中心が原点であること、漸近線の傾きが ±12\pm \frac{1}{2} であることから、b/a=12b/a = \frac{1}{2} または a/b=12a/b=\frac{1}{2} が成り立ちます。
ここで、点 (25,0)(2\sqrt{5}, 0) を通ることから、双曲線は xx 軸と交点を持つので、双曲線の方程式は x2a2y2b2=1\frac{x^2}{a^2} - \frac{y^2}{b^2} = 1 の形であることが分かります。
漸近線の傾きが 12\frac{1}{2} であることから、ba=12\frac{b}{a} = \frac{1}{2} となり、b=12ab = \frac{1}{2}a が得られます。
与えられた点 (25,0)(2\sqrt{5}, 0) を双曲線の方程式に代入すると、
(25)2a202b2=1\frac{(2\sqrt{5})^2}{a^2} - \frac{0^2}{b^2} = 1
20a2=1\frac{20}{a^2} = 1
a2=20a^2 = 20
a=20=25a = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
b=12ab = \frac{1}{2}a なので、b=12(25)=5b = \frac{1}{2}(2\sqrt{5}) = \sqrt{5}
b2=5b^2 = 5
したがって、双曲線の方程式は
x220y25=1\frac{x^2}{20} - \frac{y^2}{5} = 1
両辺に20をかけると
x24y2=20x^2 - 4y^2 = 20

3. 最終的な答え

x24y2=20x^2 - 4y^2 = 20

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