直角三角形に内接する半円の直径$x$を求める問題です。直角三角形の斜辺は$4\sqrt{5}$ cm、高さは4 cmです。

幾何学直角三角形ピタゴラスの定理相似内接円幾何
2025/8/8

1. 問題の内容

直角三角形に内接する半円の直径xxを求める問題です。直角三角形の斜辺は454\sqrt{5} cm、高さは4 cmです。

2. 解き方の手順

まず、直角三角形の底辺を求めます。ピタゴラスの定理より、
底辺の長さ = (45)242=16516=8016=64=8\sqrt{(4\sqrt{5})^2 - 4^2} = \sqrt{16 \cdot 5 - 16} = \sqrt{80 - 16} = \sqrt{64} = 8 cm。
次に、相似な三角形を利用します。直角三角形において、頂点から斜辺に垂線を下ろすと、元の三角形と相似な2つの三角形ができます。
小さい方の三角形に着目します。小さい三角形の高さは半円の半径rrと等しく、x=2rx=2rとなります。小さい三角形の底辺は44cmです。斜辺は454\sqrt{5}cmです。
大きい直角三角形と小さい直角三角形は相似なので、以下の比例式が成り立ちます。
445=x/28\frac{4}{4\sqrt{5}} = \frac{x/2}{8}
これを解くと、
15=x16\frac{1}{\sqrt{5}} = \frac{x}{16}
x=165=1655x = \frac{16}{\sqrt{5}} = \frac{16\sqrt{5}}{5}

3. 最終的な答え

x=1655x = \frac{16\sqrt{5}}{5}

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