(1) 辺 BD の長さ
正方形 ABCD の一辺の長さが 6 であるから、BD は正方形の対角線である。
したがって、BD = 62+62=72=62. (2) cos ∠OBD
OB = OD = 66、BD = 62 である。 △OBD において、余弦定理より、
BD2=OB2+OD2−2⋅OB⋅OD⋅cos∠OBD (62)2=(66)2+(66)2−2⋅(66)⋅(66)⋅cos∠OBD 72=216+216−2⋅36⋅6⋅cos∠OBD 72=432−432cos∠OBD 432cos∠OBD=360 cos∠OBD=432360=65 ここでcosの値は選択肢の中にない。
三角形ABDはAB=ADの二等辺三角形であるから、OB=ODより∠OBD=∠ODBとなる。
底面の正方形の中心をMとするとBM=DMなので△OBM≡△ODMとなる。
∠OBM=∠ODMであるから、∠OBD=∠OBM。
したがって、cos∠OBD=cos∠OBMを求める。
BM=6/√2=3√2
よって、△OBMにおいて、余弦定理より、
OM2=OB2+BM2−2∗OB∗BM∗cos∠OBM cos∠OBM=2OB∗BMOB2+BM2−OM2 OMはOからABCDに下ろした垂線の長さであるからOMを求める。
正方形の中心をMとするとAM=BM=CM=DM=3√2
OA2=OM2+AM2 (6√6)2=OM2+(3√2)2 216 = OM^2 + 18
OM^2 = 198
cos∠OBD = cos∠OBM = 2OB∗BMOB2+BM2−OM2 = 2∗6√6∗3√2(6√6)2+(3√2)2−(3√22)2 = 36√12216+18−198 = 36∗2√336 = 2√31=6√3 (3) 四角錐 O-ABCD の高さ
O から正方形 ABCD に下ろした垂線の足を M とすると、M は正方形 ABCD の中心になる。
したがって、AM = 21AC=21(62)=32 △OAM において、三平方の定理より、
OM2=OA2−AM2=(66)2−(32)2=216−18=198 よって、OM = 198=322 (4) 四角錐 O-ABCD の体積
四角錐の体積は、底面積 × 高さ × (1/3) で求められる。
底面積は正方形 ABCD の面積なので 62=36 高さは OM = 322 よって、体積 = 36⋅322⋅31=3622