(1) 平行四辺形の面積Sは、対角線の長さと交わる角のsinを用いて計算できます。
S=21×AC×BD×sin∠AOD ∠AOD=135∘ なので sin135∘=sin(180∘−45∘)=sin45∘=22 よって、S=21×10×62×22=21×10×6×22=30 (2) 台形の面積を求めるために、補助線を引いて考えます。AからBCに平行な線を引き、BDとの交点をEとします。また、DからBCに平行な線を引き、ABとの交点をFとします。平行四辺形を作ります。
三角形ABDにおいて余弦定理を用います。
BD2=AB2+AD2−2AB⋅ADcos∠A 72=52+AD2−2⋅5⋅ADcos120∘ 49=25+AD2−10AD(−21) AD2+5AD−24=0 (AD+8)(AD−3)=0 AD>0 より AD=3 AからBCへ垂線を下ろし、その交点をHとします。三角形ABHにおいて、AH=ABsin120∘=5⋅23=253 台形の面積は S=21(AD+BC)×AH=21(3+8)×253=4553