三角形ABCにおいて、$AB=8$, $AC=5$, $\angle A = 120^\circ$とする。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとするとき、線分ADの長さを求める。
2025/8/8
## 問題41
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , とする。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとするとき、線分ADの長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) まず、三角形ABCの面積を求める。
(2) 次に、角の二等分線の性質を利用して、BDとCDの比を求める。
(3) 最後に、三角形ABDの面積と三角形ACDの面積の和が三角形ABCの面積に等しいことを利用してADの長さを求める。
三角形ABCの面積Sは、
角の二等分線の性質より、BD:CD = AB:AC = 8:5
よって、BD = (8/13)BC, CD = (5/13)BC
ここで、余弦定理より、BCの長さを求める。
ゆえに、BD = , CD =
AD = xとおくと、
3. 最終的な答え
ADの長さは である。
## 問題42
1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDにおいて、, , , とする。ACの長さ、ADの長さ、四角形ABCDの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) まず、三角形ABCにおいて余弦定理を用いてACの長さを求める。
(2) 次に、四角形ABCDが円に内接することから、 を利用する。三角形ACDにおいて余弦定理を用いてADの長さを求める。
(3) 四角形ABCDの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACDの面積の和である。
三角形ABCにおいて、
三角形ACDにおいて、
(AD>0なので)
三角形ABCの面積は、
三角形ACDの面積は、
四角形ABCDの面積は、
3. 最終的な答え
(1) ACの長さは である。
(2) ADの長さは 2 である。
(3) 四角形ABCDの面積は である。