平行四辺形ABCDを対角線BDで折り返したとき、点Aが点Eに移る。辺BCと辺EDの交点をFとする。このとき、EF = CFとなることを証明する。

幾何学幾何学平行四辺形証明折り返し二等辺三角形合同
2025/8/8

1. 問題の内容

平行四辺形ABCDを対角線BDで折り返したとき、点Aが点Eに移る。辺BCと辺EDの交点をFとする。このとき、EF = CFとなることを証明する。

2. 解き方の手順

(1) 折り返しの性質より、ABD=EBD\angle ABD = \angle EBDである。
(2) 平行四辺形の性質より、ADBCAD \parallel BCであるから、ADB=DBC\angle ADB = \angle DBCである。
(3) (1)と(2)より、EBD=DBC\angle EBD = \angle DBCかつADB=DBC\angle ADB = \angle DBCであるから、EBD=ADB\angle EBD = \angle ADBである。
(4) よって、BFD\triangle BFDにおいて、EBD=ADB\angle EBD = \angle ADBであるから、BFD\triangle BFDは二等辺三角形である。したがって、BF=DFBF = DFである。
(5) 折り返しの性質より、AD=EDAD = EDである。また、ADBCAD \parallel BCより、AD=BCAD = BCなので、ED=BCED = BCである。
(6) (5)より、ED=BCED = BCであり、(4)より、BF=DFBF = DFであるから、EDDF=BCBFED - DF = BC - BFである。したがって、EF=CFEF = CFである。

3. 最終的な答え

EF=CFEF = CFとなることが証明された。

「幾何学」の関連問題

三角形ABCにおいて、$AB = 10$, $\angle BAC = 60^\circ$, $\angle ABC = 75^\circ$のとき、$BC$と$CA$の長さを求めよ。

三角形正弦定理三角比
2025/8/8

長方形ABCDにおいて、$AB = 8\ cm$, $BC = 16\ cm$である。点Pは辺AB上を毎秒1cmの速さでAからBへ、点Qは辺BC上を毎秒2cmの速さでBからCへ移動する。PとQが同時に...

三角形の面積長方形動点二次関数
2025/8/8

長方形ABCDがあり、AB=8cm、BC=16cmです。点Pは辺AB上を毎秒1cmの速さでAからBへ、点Qは辺BC上を毎秒2cmの速さでBからCへ動きます。P,Qが同時に出発してからt秒後の三角形PB...

面積長方形直角三角形動点二次関数
2025/8/8

三角形ABCの面積を求める問題です。三角形の各頂点は、以下の3つの直線の交点として与えられています。 * $x - 2y = -5$ * $2x + 5y = -1$ * $4x + y ...

三角形面積座標連立方程式
2025/8/8

3つの直線 $y = -2x$, $y = -x - 1$, $y = x + 3$ で囲まれた三角形ABCの面積を求める問題です。

三角形面積座標直線
2025/8/8

図に示された三角形ABCの面積を求める問題です。三角形の頂点A, B, Cはそれぞれ、$y=x$と$y=\frac{1}{2}x - 1$の交点、直線$x=2$と$y=x$の交点、直線$x=2$と$y...

三角形面積座標一次関数
2025/8/8

次の三角形ABCの面積を求めよ。三角形ABCは、直線 $y = -\frac{1}{2}x + 1$、直線 $y = -x$、直線 $x = 2$ によって囲まれています。

三角形面積座標平面直線の交点図形
2025/8/8

3つの直線 $4x + y = -2$, $x - y = 2$, $2x + 3y = 4$ で囲まれた三角形ABCの面積を求める。

面積三角形座標直線交点
2025/8/8

1辺が $2cm$ の正方形と1辺が $6cm$ の正方形がある。これらの2つの正方形の面積の和に等しい面積を持つ正方形を作るとき、その正方形の1辺の長さを求める。

正方形面積平方根三平方の定理
2025/8/8

3つの直線 $y = -\frac{1}{4}x + 2$, $y = \frac{1}{2}x - 1$, $y = x - 1$で囲まれた三角形ABCの面積を求めよ。

三角形面積座標平面直線
2025/8/8