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1. 問題の内容
次の図において、三角形ABCの面積を求めなさい。
(1) 直線 の式は 、直線 の式は である。点Aの座標はである。
(2) 直線 の式は 、直線 の式は である。
(3) 直線 の式は 、直線 の式は である。
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2. 解き方の手順
(1)
1. 点Bは直線 $l$ と $y$ 軸の交点である。$y=x+2$ に $x=0$ を代入すると $y=2$ となるので、点Bの座標は $(0,2)$である。
2. 点Cは直線 $m$ と $x$ 軸の交点である。$y=-3x+6$ に $y=0$ を代入すると $0=-3x+6$ より $x=2$ となるので、点Cの座標は $(2,0)$である。
3. 三角形ABCの面積は、点A(1,3), B(0,2), C(2,0)を用いて、座標から三角形の面積を計算する公式を用いる。
(2)
1. 点Aは直線 $l$ と $y$ 軸の交点である。$y=\frac{1}{2}x+1$ に $x=0$ を代入すると $y=1$ となるので、点Aの座標は $(0,1)$である。
2. 点Bは直線 $l$ と $x$ 軸の交点である。$y=\frac{1}{2}x+1$ に $y=0$ を代入すると $0=\frac{1}{2}x+1$ より $x=-2$ となるので、点Bの座標は $(-2,0)$である。
3. 点Cは直線 $m$ と $x$ 軸の交点である。$y=-2x+11$ に $y=0$ を代入すると $0=-2x+11$ より $x=\frac{11}{2}$ となるので、点Cの座標は $(\frac{11}{2},0)$である。
4. 三角形ABCの面積は、点A(0,1), B(-2,0), C(11/2,0)を用いて、
底辺をBCと考えると、
高さは点Aのy座標なので、
(3)
1. 点Aは直線 $l$ と $x$ 軸の交点である。$y=x-5$ に $y=0$ を代入すると $0=x-5$ より $x=5$ となるので、点Aの座標は $(5,0)$である。
2. 点Bは直線 $m$ と $y$ 軸の交点である。$y=-\frac{3}{2}x+5$ に $x=0$ を代入すると $y=5$ となるので、点Bの座標は $(0,5)$である。
3. 点Cは直線 $l$ と $m$ の交点である。
とより、
点Cの座標は である。
4. 三角形ABCの面積は、点A(5,0), B(0,5), C(4,-1)を用いて、座標から三角形の面積を計算する公式を用いる。
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3. 最終的な答え
(1) 2
(2)
(3) 5