正方形ABCDの辺上を点Pが移動するとき、$\triangle AMP$の面積に関する以下の問題を解きます。 (1) 図5のグラフの式を求める。 (2) 点Pが出発して6秒後の$\triangle AMP$の面積を求める。 (3) 点PがDからBまで移動するときの$x$と$y$の関係を表すグラフを、図5に追加する。 (4) $\triangle AMP$の面積が3cm$^2$以下になるのは、点Pが出発して何秒後から何秒後までかを求める。
2025/8/10
1. 問題の内容
正方形ABCDの辺上を点Pが移動するとき、の面積に関する以下の問題を解きます。
(1) 図5のグラフの式を求める。
(2) 点Pが出発して6秒後のの面積を求める。
(3) 点PがDからBまで移動するときのとの関係を表すグラフを、図5に追加する。
(4) の面積が3cm以下になるのは、点Pが出発して何秒後から何秒後までかを求める。
2. 解き方の手順
(1) 図5のグラフは、点Pが辺CD上にあるときのとの関係を表しています。グラフから、点(0,0)と点(4,4)を通る直線であることがわかります。したがって、このグラフの式は の形であり、点(4,4)を代入すると、 より、。したがって、式は となります。
(2) 点Pが出発してから6秒後のの面積を求めるためには、まず点Pがどの辺上にあるかを考えます。
4秒後には点Dに到達し、その後、辺DA上を移動します。
6秒後なので、点Pは点Dから2秒間移動しています。したがって、点Pは辺DA上にあり、ADを2cm進んだところにあります。
の面積は、を底辺とすると、高さは点PからAMまでの距離になります。AMの長さはです。
点PがAD上にあるとき、点Aからの距離がcmです。点Mの座標を(4,2)とすると、点Aから点Mまでの距離はです。
の面積は、で求められます。
AMの長さは変わらず、高さがxによって変わります。
点AからPまでの距離は2cmなので、。AM = .
MからABまでの距離は2cmなので、
。
点PがDからAに向かうと、AP = (6-4) = 2。.AMは変わらないので、hを求める。点Mは(4,2)で、点Pは(0,2)なので、AMを底辺とすると高さはx座標の差となる。
y = 。点PはDにいるときは(4,4)。点PはAにいるときは(8,0)になるので、傾きは-1。切片は8。y= -x+8。x=6のとき、y= -6+8=2。
(3) 点PがDからBまで移動するとき、AMを底辺とすると高さを求める。点PはAに到達するまで、8秒となる。AMは変わらない。AからBまで4cmなので、ABの間は
y= -x+
8.
(4) の面積が3cm以下になるのは、のときです。
のとき、。つまり0秒後から3秒後。
のとき、 より、。つまり5秒以上。なので5秒から12秒まで。
したがって、0秒後から3秒後までと、5秒後から12秒後まで。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 2 cm
(3) 図5に、 () を書き加える。
(4) 0秒後から3秒後までと、5秒後から12秒後まで