点Oを中心とする半径3の円の外部に点Pがあります。点Pから引いた直線が円Oと2点A, Bで交わっており、点Pに近い方からA, Bとします。OP = 7, AB = 3のとき、PAの長さを求めなさい。

幾何学方べきの定理線分の長さ二次方程式
2025/8/10

1. 問題の内容

点Oを中心とする半径3の円の外部に点Pがあります。点Pから引いた直線が円Oと2点A, Bで交わっており、点Pに近い方からA, Bとします。OP = 7, AB = 3のとき、PAの長さを求めなさい。

2. 解き方の手順

方べきの定理を利用します。
点Pから円Oへの直線に関して、
PA×PB=(POr)×(PO+r)PA \times PB = (PO - r) \times (PO + r)
ここで、rは円Oの半径です。
問題より、OP = 7, AB = 3, 円の半径r = 3です。
また、PB = PA + AB なので、PB = PA + 3となります。
上記の方べきの定理にこれらの値を代入すると、
PA×(PA+3)=(73)×(7+3)PA \times (PA + 3) = (7 - 3) \times (7 + 3)
PA×(PA+3)=4×10PA \times (PA + 3) = 4 \times 10
PA×(PA+3)=40PA \times (PA + 3) = 40
PA2+3PA=40PA^2 + 3PA = 40
PA2+3PA40=0PA^2 + 3PA - 40 = 0
この2次方程式を解きます。
(PA+8)(PA5)=0(PA + 8)(PA - 5) = 0
PAは長さなので、PA > 0です。
したがって、PA = 5となります。

3. 最終的な答え

5

「幾何学」の関連問題

この問題は、2つの異なる円に関する問題を扱っています。 (2) 点$(2, 4)$を通り、$x$軸と$y$軸の両方に接する円の方程式を求める問題です。 (3) 3点$(1, 3)$, $(4, 2)$...

円の方程式座標平面
2025/8/10

画像に写っている数学の問題を解きます。具体的には、三角関数の値を求める問題、正弦定理を用いる問題、余弦定理を用いる問題、三角形の面積を求める問題があります。

三角関数正弦定理余弦定理三角形の面積
2025/8/10

(1) 直角三角形ABCにおいて、sinB、cosB、tanBの値を求める。 (2) $0^\circ < \theta < 90^\circ$ において、$sin\theta = \frac{2}{...

三角比直角三角形sincostanピタゴラスの定理
2025/8/10

座標平面上に原点 $O(0, 0)$、点 $A(2, 4)$ と円 $x^2 + y^2 = 64$ がある。円周上の点 $P$ と点 $A$ を通る弦を $PQ$ とする。点 $P$ が円周上を動く...

軌跡座標平面
2025/8/10

問題は、直角三角形ABCにおいて、与えられた辺の長さをもとに、$\sin B$, $\cos B$, $\tan B$, $AB$の値を求めること、および、$0^\circ < \theta < 90...

三角比直角三角形ピタゴラスの定理sincostan
2025/8/10

2枚の三角定規が重なった図において、角度「ウ」と「エ」の大きさを求める問題です。

角度三角定規図形
2025/8/10

問題は以下の通りです。 1. 正四角錐において、平面ABCと平面BCDEのなす角を求めよ。

空間図形正四角錐直方体ねじれの位置平面のなす角三平方の定理ベクトル
2025/8/10

一辺の長さが2の立方体ABCD-EFGHにおいて、対角線AGとBHの交点をOとする。$\angle AOB = \alpha$とするとき、$\cos{\alpha}$の値を求める。

空間ベクトル立方体内積角度
2025/8/10

一辺の長さが10cmの正三角形ABCがある。辺BC上にBP=2cmとなる点Pをとる。頂点Aが点Pに重なるように正三角形の紙を折るとき、辺AB, ACと折り目の交点をそれぞれD, Eとする。このとき、A...

正三角形折り返し余弦定理面積
2025/8/10

三角形ABCにおいて、$a = 2$, $b = \sqrt{3} - 1$, $C = 120^\circ$であるとき、残りの辺の長さ$c$と角$A$, $B$の大きさを求めます。

三角比余弦定理正弦定理三角形角度辺の長さ
2025/8/10