四面体OABCにおいて、辺ABを1:3に内分する点をL、辺OCを3:1に内分する点をM、線分CLを3:2に内分する点をN、線分LM, ONの交点をPとするとき、$\vec{OA} = \vec{a}, \vec{OB} = \vec{b}, \vec{OC} = \vec{c}$を用いて、$\vec{ON}, \vec{OP}$をそれぞれ$\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}$で表す。
2025/8/10
1. 問題の内容
四面体OABCにおいて、辺ABを1:3に内分する点をL、辺OCを3:1に内分する点をM、線分CLを3:2に内分する点をN、線分LM, ONの交点をPとするとき、を用いて、をそれぞれで表す。
2. 解き方の手順
まず、点L, M, Nの位置ベクトルをを用いて表す。
点Lは辺ABを1:3に内分するので、
点Mは辺OCを3:1に内分するので、
点Nは線分CLを3:2に内分するので、
次に、点Pは線分ON上にあるので、実数を用いて、
また、点Pは線分LM上にあるので、実数を用いて、
は一次独立なので、係数を比較して、
1つ目の式と2つ目の式より、となり、これは常に成り立つ。
2つ目の式より、
3つ目の式より、
よって、