兄がA地からB地へ、弟がB地からA地へそれぞれ一定の速さで向かい、同時に歩き始めたところ、$x$ 分後にすれ違いました。 (1) A地からB地までの道のりを $x$ を使った式で表しなさい。 (2) 兄がB地に着くのは、弟がA地に着くよりも何分早いか、$x$ を使った式で表しなさい。

代数学方程式速さ道のり時間文章問題
2025/8/11

1. 問題の内容

兄がA地からB地へ、弟がB地からA地へそれぞれ一定の速さで向かい、同時に歩き始めたところ、xx 分後にすれ違いました。
(1) A地からB地までの道のりを xx を使った式で表しなさい。
(2) 兄がB地に着くのは、弟がA地に着くよりも何分早いか、xx を使った式で表しなさい。

2. 解き方の手順

(1) A地からB地までの道のり
兄は毎分100mの速さで xx 分歩くので、兄が進んだ道のりは 100x100x mです。
弟は毎分80mの速さで xx 分歩くので、弟が進んだ道のりは 80x80x mです。
A地からB地までの道のりは、兄と弟が進んだ道のりの合計なので、
道のり = 100x+80x100x + 80x
(2) 兄がB地に着くまでの時間と弟がA地に着くまでの時間の差
A地からB地までの道のりは 180x180x mです。
兄がB地に着くまでの時間は、道のり÷速さ = 180x÷100=180x100=95x180x ÷ 100 = \frac{180x}{100} = \frac{9}{5}x 分です。
弟がA地に着くまでの時間は、道のり÷速さ = 180x÷80=180x80=94x180x ÷ 80 = \frac{180x}{80} = \frac{9}{4}x 分です。
兄がB地に着くのが弟よりも早い時間は、弟がA地に着くまでの時間 - 兄がB地に着くまでの時間なので、
時間の差 = 94x95x=45x36x20=9x20\frac{9}{4}x - \frac{9}{5}x = \frac{45x - 36x}{20} = \frac{9x}{20} 分です。

3. 最終的な答え

(1) A地からB地までの道のり: 180x180x m
(2) 兄がB地に着くのは、弟がA地に着くよりも 9x20\frac{9x}{20} 分早い。

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