関数 $y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6})$ のグラフを描き、その周期を求めよ。

解析学三角関数グラフ周期方程式不等式sin
2025/8/11
はい、承知いたしました。画像にある問題のうち、いくつかを選んで解いていきます。
まず、13番(1)の問題を解きます。

1. 問題の内容

関数 y=sin(θπ6)y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6}) のグラフを描き、その周期を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、y=sinθy = \sin \theta のグラフを考えます。これは基本のサインカーブです。
次に、y=sin(θπ6)y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6}) は、y=sinθy = \sin \theta のグラフを θ\theta 軸方向に π6\frac{\pi}{6} だけ平行移動(右にずらす)したものです。
sin\sin 関数の周期は 2π2\pi です。θ\theta の係数が 1 なので、平行移動しても周期は変わりません。

3. 最終的な答え

グラフ:y=sinθy = \sin \thetaθ\theta 軸方向に π6\frac{\pi}{6} だけ平行移動したグラフ(省略)
周期:2π2\pi
次に、14番(1)の問題を解きます。

1. 問題の内容

0θ<2π0 \le \theta < 2\pi のとき、方程式 sinθ=12\sin \theta = \frac{1}{2} を解け。

2. 解き方の手順

sinθ=12\sin \theta = \frac{1}{2} となる θ\theta の値を考えます。
sinθ=12\sin \theta = \frac{1}{2} を満たす基本的な角度は θ=π6\theta = \frac{\pi}{6} です。
sin\sin 関数は、単位円上でy座標を表すため、ππ6=5π6\pi - \frac{\pi}{6} = \frac{5\pi}{6} も解となります。
0θ<2π0 \le \theta < 2\pi の範囲で、上記以外に解はありません。

3. 最終的な答え

θ=π6,5π6\theta = \frac{\pi}{6}, \frac{5\pi}{6}
最後に、15番(1)の問題を解きます。

1. 問題の内容

0θ<2π0 \le \theta < 2\pi のとき、不等式 sinθ<32\sin \theta < \frac{\sqrt{3}}{2} を解け。

2. 解き方の手順

まず、sinθ=32\sin \theta = \frac{\sqrt{3}}{2} となる θ\theta の値を考えます。
sinθ=32\sin \theta = \frac{\sqrt{3}}{2} を満たす基本的な角度は θ=π3\theta = \frac{\pi}{3} です。
sin\sin 関数は、yy 座標を表すため、ππ3=2π3\pi - \frac{\pi}{3} = \frac{2\pi}{3} も解となります。
sinθ<32\sin \theta < \frac{\sqrt{3}}{2} を満たす範囲は、θ\theta が 0 から π3\frac{\pi}{3} まで、および 2π3\frac{2\pi}{3} から 2π2\pi までです。

3. 最終的な答え

0θ<π3,2π3<θ<2π0 \le \theta < \frac{\pi}{3}, \frac{2\pi}{3} < \theta < 2\pi

「解析学」の関連問題

$0 \le x < 2\pi$ の範囲で、関数 $y = \cos x + 2\sin^2 x + \frac{7}{8}$ の最大値と最小値を求めよ。

三角関数最大値最小値2次関数微分積分
2025/8/11

(2) 関数 $y = x^2 + 1$ と $y = -x^2 + 2x + 4$ のグラフで囲まれた図形の面積を求める。 (3) 放物線 $y = -\frac{x^2}{2} + 2$ 上の点 ...

積分面積二次関数接線
2025/8/11

放物線 $y = -\frac{x^2}{2} + 2$ 上の点 $(1, \frac{3}{2})$ における接線の方程式を求め、その放物線と接線と $x$ 軸で囲まれる部分の面積を求める問題です。

微分接線積分面積
2025/8/11

問題は、関数 $F(x)$ と $G(x)$ が与えられた条件を満たすように、これらの関数や導関数 $f(x)$ の性質を調べるものです。具体的には、$F(x)$ の導関数が $f(x)$ であり、$...

微分積分関数の極値グラフの概形
2025/8/11

問題は、定積分の計算、広義積分の計算、および2変数関数 $f(x, y)$ の偏微分、極値を求める問題です。具体的には以下の通りです。 問題1: 定積分を求める。 (1) $\int_0^1 (-x^...

定積分広義積分偏微分極値
2025/8/11

与えられた6つの関数を微分し、その答えを求めます。 (1) $y = \frac{2x}{x^2 + 1}$ (2) $y = \frac{1}{6}\sqrt{2x^2 + 1}$ (3) $y =...

微分関数の微分合成関数の微分商の微分
2025/8/11

与えられた6つの関数をそれぞれ微分する問題です。 (1) $y = \frac{2x}{x^2+1}$ (2) $y = \frac{1}{6}\sqrt{2x^2+1}$ (3) $y = \sqr...

微分合成関数の微分商の微分
2025/8/11

(1) $y = \frac{x^2 + x + 1}{x + 1}$ の増減・極値、凹凸、変曲点、漸近線を調べてグラフの概形をかけ。 (2) $y = \frac{1}{1 - e^{-x}}$ の...

関数の増減極値凹凸変曲点漸近線グラフ
2025/8/11

与えられた関数を微分する問題と、関数の増減・極値・凹凸などを調べてグラフの概形をかく問題です。問題1と問題2は微分のみ答える問題です。問題3は増減凹凸表とグラフの概形を書く必要があります。

微分微分法合成関数の微分商の微分関数の増減極値凹凸変曲点漸近線グラフ
2025/8/11

(1) $\sin\theta\cos\theta = -\frac{2}{5}$ のとき、$\sin\theta - \cos\theta$ の値を求めよ。ただし、$\frac{\pi}{2} < ...

三角関数三角関数の合成解の公式
2025/8/11