$\frac{19}{36}$ と $4\frac{1}{8}$ に同じ分数Aをかけたとき、それぞれの積が整数になるような、最も小さい分数Aを求めよ。

算数分数最小公倍数最大公約数整数
2025/4/6

1. 問題の内容

1936\frac{19}{36}4184\frac{1}{8} に同じ分数Aをかけたとき、それぞれの積が整数になるような、最も小さい分数Aを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、4184\frac{1}{8} を仮分数に変換します。
418=4×8+18=3384\frac{1}{8} = \frac{4 \times 8 + 1}{8} = \frac{33}{8}
求める分数Aを xy\frac{x}{y} とします。
1936×xy\frac{19}{36} \times \frac{x}{y}338×xy\frac{33}{8} \times \frac{x}{y} が整数になるためには、19x36y\frac{19x}{36y}33x8y\frac{33x}{8y} が整数になる必要があります。
すなわち、xx は36と8の公倍数である必要があり、yy は19と33の公約数である必要があります。
Aを最も小さい分数にするためには、xx は36と8の最小公倍数、yy は19と33の最大公約数である必要があります。
36と8の最小公倍数を求めます。
36 = 22×322^2 \times 3^2
8 = 232^3
最小公倍数 = 23×32=8×9=722^3 \times 3^2 = 8 \times 9 = 72
19と33の最大公約数を求めます。
19は素数であり、33は3と11の積なので、19と33の最大公約数は1です。
したがって、A = 721\frac{72}{1} = 72

3. 最終的な答え

72

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