(1) 図1において、原点Oを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求める。 (2) 図2において、点Aを通り、四角形ABCDの面積を2等分する直線の式を求める。

幾何学面積直線の式座標台形三角形
2025/8/13

1. 問題の内容

(1) 図1において、原点Oを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求める。
(2) 図2において、点Aを通り、四角形ABCDの面積を2等分する直線の式を求める。

2. 解き方の手順

(1)
三角形ABCの面積を2等分する直線は、辺ACの中点を通る。
点Aの座標は(0, 6), 点Cの座標は(12, -3)なので、ACの中点の座標は、
((0+12)/2,(63)/2)=(6,3/2)((0+12)/2, (6-3)/2) = (6, 3/2)
原点(0, 0)と点(6, 3/2)を通る直線の傾きは、
(3/20)/(60)=(3/2)/6=3/12=1/4(3/2 - 0) / (6 - 0) = (3/2) / 6 = 3/12 = 1/4
よって、求める直線の式はy=(1/4)xy = (1/4)x
(2)
点Aのy座標はy=4y = 4なので、4=2x+84 = 2x + 8より、2x=42x = -4, x=2x = -2。点Aの座標は(2,4)(-2, 4)
点Dのy座標はy=4y = 4なので、4=3x+104 = -3x + 10より、3x=63x = 6, x=2x = 2。点Dの座標は(2,4)(2, 4)
点Bのy座標はy=2y = -2なので、2=2x+8-2 = 2x + 8より、2x=102x = -10, x=5x = -5。点Bの座標は(5,2)(-5, -2)
点Cのy座標はy=2y = -2なので、2=3x+10-2 = -3x + 10より、3x=123x = 12, x=4x = 4。点Cの座標は(4,2)(4, -2)
四角形ABCDは台形であり、面積は
((2(2))+(4(5)))(4(2))/2=(4+9)6/2=133=39((2-(-2)) + (4-(-5))) * (4-(-2)) / 2 = (4 + 9) * 6 / 2 = 13 * 3 = 39
台形の面積を2等分する直線の式をy=ax+by = ax + bとする。点A(2,4)(-2, 4)を通るので、4=2a+b4 = -2a + b, b=2a+4b = 2a + 4。直線の式はy=ax+2a+4y = ax + 2a + 4
直線が辺BCと交わる点をEとする。Eの座標を(xE,yE)(x_E, y_E)とおくと、yE=axE+2a+4y_E = ax_E + 2a + 4かつ、Eは直線BC上にある。直線BCの式は、y=2y = -2であるため、yE=2y_E = -2
2=axE+2a+4-2 = ax_E + 2a + 4, axE=2a6ax_E = -2a - 6, xE=(2a6)/a=26/ax_E = (-2a - 6) / a = -2 - 6/a
E=(26/a,2)E = (-2 - 6/a, -2).
四角形ABEAの面積は台形であり、四角形ABCDの面積の半分である。四角形ABEAの面積は 39/2=19.539/2 = 19.5
((2(5))+(2(26/a)))(4(2))/2=19.5((-2 - (-5)) + (-2 - (-2 - 6/a))) * (4 - (-2)) / 2 = 19.5
(3+6/a)6/2=19.5(3 + 6/a) * 6 / 2 = 19.5
(3+6/a)3=19.5(3 + 6/a) * 3 = 19.5
3+6/a=6.53 + 6/a = 6.5
6/a=3.56/a = 3.5
a=6/3.5=12/7a = 6 / 3.5 = 12/7
b=2a+4=24/7+28/7=52/7b = 2a + 4 = 24/7 + 28/7 = 52/7
よって、y=(12/7)x+52/7y = (12/7) x + 52/7.

3. 最終的な答え

(1) y=(1/4)xy = (1/4)x
(2) y=(12/7)x+52/7y = (12/7) x + 52/7

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