整式 $x^3 + 4x^2 - x - 11$ を整式 $A$ で割ると、商が $x^2 + 2x - 5$ で、余りが $-1$ となる。このとき、整式 $A$ を求めよ。

代数学多項式の割り算整式
2025/8/14

1. 問題の内容

整式 x3+4x2x11x^3 + 4x^2 - x - 11 を整式 AA で割ると、商が x2+2x5x^2 + 2x - 5 で、余りが 1-1 となる。このとき、整式 AA を求めよ。

2. 解き方の手順

整式の割り算の関係式を利用します。
割られる式 = 割る式 × 商 + 余り
という関係が成り立ちます。
今回の問題に当てはめると、
x3+4x2x11=A(x2+2x5)+(1)x^3 + 4x^2 - x - 11 = A(x^2 + 2x - 5) + (-1)
となります。
この式を変形して AA を求めます。
まず、両辺に 11 を足します。
x3+4x2x10=A(x2+2x5)x^3 + 4x^2 - x - 10 = A(x^2 + 2x - 5)
次に、両辺を (x2+2x5)(x^2 + 2x - 5) で割ります。
A=x3+4x2x10x2+2x5A = \frac{x^3 + 4x^2 - x - 10}{x^2 + 2x - 5}
ここで、実際に割り算を行います。
x3+4x2x10x^3 + 4x^2 - x - 10x2+2x5x^2 + 2x - 5 で割ると、
商が x+2x + 2 、余りが 00 となります。
よって、A=x+2A = x + 2 となります。

3. 最終的な答え

A=x+2A = x + 2

「代数学」の関連問題