半径3cm、高さ8cmの円柱から、高さが4cmの円錐を取り除いた立体に関する問題です。 (1) 円錐を取り除く前の円柱の表面積を求めます。 (2) 円錐を取り除いた後の立体の体積を求めます。 (3) 取り除いた円錐の母線の長さが5cmのとき、円錐の側面である扇形の中心角を求めます。
2025/8/14
1. 問題の内容
半径3cm、高さ8cmの円柱から、高さが4cmの円錐を取り除いた立体に関する問題です。
(1) 円錐を取り除く前の円柱の表面積を求めます。
(2) 円錐を取り除いた後の立体の体積を求めます。
(3) 取り除いた円錐の母線の長さが5cmのとき、円錐の側面である扇形の中心角を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 円柱の表面積は、底面積が2つと側面積で構成されます。
底面積は で計算できます。この場合は、 です。底面積は2つあるので、 です。
側面積は で計算できます。底面の円周は で計算できます。この場合は、 です。側面積は、 です。
したがって、円柱の表面積は です。
(2) 円柱の体積は で計算できます。底面積は で、高さは8cmなので、 です。
円錐の体積は で計算できます。底面積は で、高さは4cmなので、 です。
円錐を取り除いた後の体積は、円柱の体積から円錐の体積を引いたものです。したがって、 です。
(3) 円錐の側面の扇形の弧の長さは、底面の円周に等しいです。
扇形の弧の長さは です。
扇形の半径は、円錐の母線の長さに等しく、5cmです。
扇形の中心角を (度) とすると、扇形の弧の長さは で表されます。
したがって、 となります。
これを解くと、 より、 度です。
3. 最終的な答え
(1) cm
(2) cm
(3) 度