円 $x^2 + y^2 = 3$ と直線 $y = \frac{5}{3}$ の2つの共有点 A, B と点 C $(0, \frac{\sqrt{6}+3}{3})$ を通る円の方程式を求める問題です。求める円の方程式は $x^2 + (y - a)^2 = b$ の形式で表されることを前提としています。

幾何学方程式交点座標
2025/8/14

1. 問題の内容

x2+y2=3x^2 + y^2 = 3 と直線 y=53y = \frac{5}{3} の2つの共有点 A, B と点 C (0,6+33)(0, \frac{\sqrt{6}+3}{3}) を通る円の方程式を求める問題です。求める円の方程式は x2+(ya)2=bx^2 + (y - a)^2 = b の形式で表されることを前提としています。

2. 解き方の手順

まず、円と直線の交点を求めます。円の方程式 x2+y2=3x^2 + y^2 = 3y=53y = \frac{5}{3} を代入します。
x2+(53)2=3x^2 + (\frac{5}{3})^2 = 3
x2+259=3x^2 + \frac{25}{9} = 3
x2=3259=27259=29x^2 = 3 - \frac{25}{9} = \frac{27 - 25}{9} = \frac{2}{9}
x=±23x = \pm \frac{\sqrt{2}}{3}
したがって、交点 A, B は (23,53)(\frac{\sqrt{2}}{3}, \frac{5}{3}), (23,53)(-\frac{\sqrt{2}}{3}, \frac{5}{3}) です。
求める円の方程式を x2+(ya)2=r2x^2 + (y - a)^2 = r^2 とします。
この円が点A(23,53)(\frac{\sqrt{2}}{3}, \frac{5}{3})と点C(0,6+33)(0, \frac{\sqrt{6}+3}{3})を通るので、それぞれの座標を代入します。
(23)2+(53a)2=r2(\frac{\sqrt{2}}{3})^2 + (\frac{5}{3} - a)^2 = r^2
02+(6+33a)2=r20^2 + (\frac{\sqrt{6}+3}{3} - a)^2 = r^2
29+(53a)2=(6+33a)2\frac{2}{9} + (\frac{5}{3} - a)^2 = (\frac{\sqrt{6}+3}{3} - a)^2
29+259103a+a2=6+66+9926+63a+a2\frac{2}{9} + \frac{25}{9} - \frac{10}{3}a + a^2 = \frac{6 + 6\sqrt{6} + 9}{9} - \frac{2\sqrt{6}+6}{3}a + a^2
279103a=15+6696+263a\frac{27}{9} - \frac{10}{3}a = \frac{15 + 6\sqrt{6}}{9} - \frac{6 + 2\sqrt{6}}{3}a
3103a=53+2632a263a3 - \frac{10}{3}a = \frac{5}{3} + \frac{2\sqrt{6}}{3} - 2a - \frac{2\sqrt{6}}{3}a
43=43a\frac{4}{3} = \frac{4}{3}a
a=1a = 1
円の方程式は x2+(y1)2=r2x^2 + (y - 1)^2 = r^2 となります。
点C(0,6+33)(0, \frac{\sqrt{6}+3}{3})を通ることから、
02+(6+331)2=r20^2 + (\frac{\sqrt{6}+3}{3} - 1)^2 = r^2
r2=(63)2=69=23r^2 = (\frac{\sqrt{6}}{3})^2 = \frac{6}{9} = \frac{2}{3}
したがって、求める円の方程式は x2+(y1)2=23x^2 + (y - 1)^2 = \frac{2}{3} です。

3. 最終的な答え

x2+(y1)2=23x^2 + (y - 1)^2 = \frac{2}{3}

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