四面体OABCにおいて、OAの中点をM、BCを1:2に内分する点をQとする。線分MQの中点をRとし、直線ORと平面ABCの交点をPとする。 $\vec{OA} = \vec{a}, \vec{OB} = \vec{b}, \vec{OC} = \vec{c}$ とするとき、$\vec{OR}$を$\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}$で表し、$\vec{OP}$を$\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}$で表す。 また、空間内の4点O(0,0,0), A(1,2,1), B(2,0,0), C(-2,1,3)があるとき、点Cから平面OABに下ろした垂線をCHとするとき、点Hの座標を求める。
2025/8/14
1. 問題の内容
四面体OABCにおいて、OAの中点をM、BCを1:2に内分する点をQとする。線分MQの中点をRとし、直線ORと平面ABCの交点をPとする。
とするとき、をで表し、をで表す。
また、空間内の4点O(0,0,0), A(1,2,1), B(2,0,0), C(-2,1,3)があるとき、点Cから平面OABに下ろした垂線をCHとするとき、点Hの座標を求める。
2. 解き方の手順
(1) , である。
したがって、
(2) Pは直線OR上にあるので、ある実数 を用いて と表せる。
また、Pは平面ABC上にあるので、, と表せる。
したがって、, , であり、 が成り立つ。
より、,
(3) とおける。
かつ であるから、
かつ
かつ
より
より
より ,
より
3. 最終的な答え
Hの座標は (-2, 2, 1)