(4) 1, 2, 3, 4, 5 の 5 個の数字から異なる 3 個の数字を用いてできる 3 桁の整数は何個あるか。 (5) 6 人から代表者を 2 人選ぶときの選び方は何通りあるか。 (6) 6 人から班長 1 人、副班長 1 人を選ぶときの選び方は何通りあるか。

算数順列組み合わせ場合の数積の法則
2025/8/14

1. 問題の内容

(4) 1, 2, 3, 4, 5 の 5 個の数字から異なる 3 個の数字を用いてできる 3 桁の整数は何個あるか。
(5) 6 人から代表者を 2 人選ぶときの選び方は何通りあるか。
(6) 6 人から班長 1 人、副班長 1 人を選ぶときの選び方は何通りあるか。

2. 解き方の手順

(4) 3桁の整数を作る場合、百の位、十の位、一の位の順に数字を選びます。百の位は5つの数字から選ぶことができるので5通り、十の位は残りの4つの数字から選ぶことができるので4通り、一の位は残りの3つの数字から選ぶことができるので3通りです。したがって、できる整数の個数は、積の法則より 5×4×35 \times 4 \times 3 で計算できます。
(5) 6人から2人の代表を選ぶ組み合わせの問題です。組み合わせの公式を使って計算します。6人から2人を選ぶ組み合わせは 6C2_6C_2 で表されます。
組み合わせの公式は nCr=n!r!(nr)! _nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!} です。
したがって、 6C2=6!2!(62)!=6!2!4!=6×52×1_6C_2 = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} で計算できます。
(6) 班長と副班長を選ぶ場合、まず班長を選び、次に副班長を選びます。班長の選び方は6通り、副班長の選び方は残りの5人から選ぶので5通りです。したがって、選び方の総数は積の法則より 6×56 \times 5 で計算できます。

3. 最終的な答え

(4) 5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60
(5) 6C2=6×52×1=15 _6C_2 = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15 通り
(6) 6×5=306 \times 5 = 30 通り

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