練習14の問題で、与えられた2つの直線がそれぞれ平行、垂直のいずれであるか判別する問題です。 (1) $y=4x+1$, $y=4x-3$ (2) $y=3x-1$, $x+3y+2=0$ (3) $2x+3y=3$, $4x+6y=5$ (4) $3x+4y=2$, $4x-3y=1$ 練習15の問題で、点A(3, -1)を通り、直線$3x+2y+1=0$に垂直な直線、平行な直線の方程式をそれぞれ求める問題です。

幾何学直線の平行直線の垂直直線の方程式傾き
2025/8/15

1. 問題の内容

練習14の問題で、与えられた2つの直線がそれぞれ平行、垂直のいずれであるか判別する問題です。
(1) y=4x+1y=4x+1, y=4x3y=4x-3
(2) y=3x1y=3x-1, x+3y+2=0x+3y+2=0
(3) 2x+3y=32x+3y=3, 4x+6y=54x+6y=5
(4) 3x+4y=23x+4y=2, 4x3y=14x-3y=1
練習15の問題で、点A(3, -1)を通り、直線3x+2y+1=03x+2y+1=0に垂直な直線、平行な直線の方程式をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

練習14:
2直線が平行であるための条件は、2直線の傾きが等しいことです。
2直線が垂直であるための条件は、2直線の傾きの積が-1になることです。
与えられた直線を y=mx+ny = mx + n の形に変形し、傾き mm を比較します。
(1) y=4x+1y=4x+1y=4x3y=4x-3 の傾きはどちらも4なので、平行です。
(2) y=3x1y=3x-1x+3y+2=0x+3y+2=0y=mx+ny = mx + n の形に変形すると、y=3x1y=3x-1y=13x23y=-\frac{1}{3}x - \frac{2}{3} となります。傾きはそれぞれ3と 13-\frac{1}{3}であり、これらの積は 3×(13)=13 \times (-\frac{1}{3}) = -1 となるため、垂直です。
(3) 2x+3y=32x+3y=34x+6y=54x+6y=5y=mx+ny = mx + n の形に変形すると、y=23x+1y=-\frac{2}{3}x + 1y=23x+56y=-\frac{2}{3}x + \frac{5}{6} となります。傾きはどちらも 23-\frac{2}{3} なので、平行です。
(4) 3x+4y=23x+4y=24x3y=14x-3y=1y=mx+ny = mx + n の形に変形すると、y=34x+12y=-\frac{3}{4}x + \frac{1}{2}y=43x13y=\frac{4}{3}x - \frac{1}{3} となります。傾きはそれぞれ 34-\frac{3}{4}43\frac{4}{3}であり、これらの積は 34×43=1-\frac{3}{4} \times \frac{4}{3} = -1 となるため、垂直です。
練習15:
直線 3x+2y+1=03x + 2y + 1 = 0 の傾きを求めます。2y=3x12y = -3x - 1 より y=32x12y = -\frac{3}{2}x - \frac{1}{2} なので、傾きは 32-\frac{3}{2} です。
点 (3, -1) を通り、傾き mm の直線の方程式は y(1)=m(x3)y - (-1) = m(x - 3) 、すなわち y+1=m(x3)y + 1 = m(x - 3) で表されます。
平行な直線:傾きは 32-\frac{3}{2} なので、
y+1=32(x3)y + 1 = -\frac{3}{2}(x - 3)
2(y+1)=3(x3)2(y + 1) = -3(x - 3)
2y+2=3x+92y + 2 = -3x + 9
3x+2y7=03x + 2y - 7 = 0
垂直な直線:傾きの積が-1になるので、傾きは 23\frac{2}{3} です。
y+1=23(x3)y + 1 = \frac{2}{3}(x - 3)
3(y+1)=2(x3)3(y + 1) = 2(x - 3)
3y+3=2x63y + 3 = 2x - 6
2x3y9=02x - 3y - 9 = 0

3. 最終的な答え

練習14:
(1) 平行
(2) 垂直
(3) 平行
(4) 垂直
練習15:
平行な直線の方程式:3x+2y7=03x + 2y - 7 = 0
垂直な直線の方程式:2x3y9=02x - 3y - 9 = 0

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