直角二等辺三角形ABCがあり、その辺上に頂点を持つ長方形PQCRを作ります。長方形の面積が5cm²以上8cm²以下となる時の、APの長さ $x$ の範囲を求めます。

幾何学長方形直角二等辺三角形面積不等式
2025/8/15

1. 問題の内容

直角二等辺三角形ABCがあり、その辺上に頂点を持つ長方形PQCRを作ります。長方形の面積が5cm²以上8cm²以下となる時の、APの長さ xx の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 長方形の面積を xx で表す
三角形ABCは直角二等辺三角形なので、BC = AC = 6cmです。また、三角形APQも直角二等辺三角形なので、PQ = AP = xx cmです。
長方形の縦の長さCRは、AC - AR で表せます。AR = PQ = xx なので、CR = 6 - xx cmです。
長方形PQCRの面積は、PQ × CR = xx(6 - xx) cm²となります。
(2) 面積の条件から不等式を立てる
長方形の面積が5cm²以上8cm²以下なので、次の不等式が成り立ちます。
5x(6x)85 \le x(6-x) \le 8
(3) 不等式を解く
まず、5x(6x)5 \le x(6-x) を解きます。
56xx25 \le 6x - x^2
x26x+50x^2 - 6x + 5 \le 0
(x1)(x5)0(x-1)(x-5) \le 0
よって、1x51 \le x \le 5
次に、x(6x)8x(6-x) \le 8 を解きます。
6xx286x - x^2 \le 8
x26x+80x^2 - 6x + 8 \ge 0
(x2)(x4)0(x-2)(x-4) \ge 0
よって、x2x \le 2 または x4x \ge 4
(4) 2つの不等式の共通範囲を求める
1x51 \le x \le 5 と、x2x \le 2 または x4x \ge 4 の共通範囲を求めます。
1x21 \le x \le 2 または 4x54 \le x \le 5

3. 最終的な答え

1x21 \le x \le 2 または 4x54 \le x \le 5

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