100以下の自然数について、以下の問いに答える。 (1) 7の倍数の個数を求める。 (2) 7の倍数でない数の個数を求める。 (3) 5の倍数かつ7の倍数である数の個数を求める。 (4) 5の倍数または7の倍数である数の個数を求める。
2025/8/16
1. 問題の内容
100以下の自然数について、以下の問いに答える。
(1) 7の倍数の個数を求める。
(2) 7の倍数でない数の個数を求める。
(3) 5の倍数かつ7の倍数である数の個数を求める。
(4) 5の倍数または7の倍数である数の個数を求める。
2. 解き方の手順
(1) 7の倍数の個数
100以下の7の倍数は、という形をしている。
を満たす最大の整数nを求めればよい。
なので、となる。
よって、7の倍数は14個。
(2) 7の倍数でない数の個数
100以下の自然数は100個ある。そのうち7の倍数は14個なので、7の倍数でない数はで求められる。
(3) 5の倍数かつ7の倍数の個数
5の倍数かつ7の倍数は、5と7の最小公倍数の倍数である。5と7の最小公倍数は35なので、35の倍数の個数を求める。
100以下の35の倍数は、という形をしている。
を満たす最大の整数nを求めればよい。
なので、となる。
よって、35の倍数は2個。
(4) 5の倍数または7の倍数の個数
5の倍数の個数は、個。
7の倍数の個数は、(1)より14個。
5の倍数かつ7の倍数の個数は、(3)より2個。
5の倍数または7の倍数の個数は、包除原理より
(5の倍数の個数) + (7の倍数の個数) - (5の倍数かつ7の倍数の個数)で求められる。
3. 最終的な答え
(1) 14個
(2) 86個
(3) 2個
(4) 32個