座標平面上に円 $x^2 + y^2 - 4x = 0$ と直線 $x + 2y - 4 = 0$ がある。 (1) 円の中心Aの座標と半径を求める。 (2) 点Aと直線の距離を求める。 (3) 円と直線の共有点の座標を求める。 (4) 不等式 $x^2 + y^2 - 4x \leq 0$ と $x + 2y - 4 \geq 0$ を満たすとき、$x+y$ の最大値と最小値を求める。
2025/8/17
1. 問題の内容
座標平面上に円 と直線 がある。
(1) 円の中心Aの座標と半径を求める。
(2) 点Aと直線の距離を求める。
(3) 円と直線の共有点の座標を求める。
(4) 不等式 と を満たすとき、 の最大値と最小値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 円の方程式を平方完成する。
したがって、中心は 、半径は である。
(2) 点 と直線 の距離 は、点と直線の距離の公式より
(3) 円と直線の交点を求める。直線の方程式より を円の方程式に代入する。
のとき
のとき
よって、共有点は と
(4) は を表し、中心 半径 の円の内部及び円周を表す。
は を表し、 という直線の上側を表す。
とおくと、
この直線が領域と交わるように、 の最大値、最小値を求める。
が最大となるのは、円と直線の交点のうち、 が小さい点、つまり
が最小になるのは、円 と直線 が接する場合を考える。
これは (3) で計算済みであり、接点となるのは のとき , のとき .
もう一つの交点(接点) では となる。
直線 が円 に接する条件は、中心 からの距離が半径 に等しいこと。
最大値は であり、接点は ,
最小値は であり、接点は ,
ただし、 を満たす必要がある。
, の時 。, の時
条件を満たす領域で考えると、最大値は のとき、.
最小値は、直線 上にある時。接点が .
3. 最終的な答え
(1) 中心Aの座標は (2, 0) で、半径は 2 である。
(2) 点Aと直線の距離は である。
(3) 円と直線の共有点の座標は (4, 0) と (, ) である。
(4) , のとき、最大値は をとり、, のとき、最小値 をとる。
x= 2, y = 0のとき x+y =
4. 領域は円の内部なので、最大になるのは(4/5, 8/5)のときなので12/5。
最小になるのは、直線と円の交点。点(2-sqrt(2), sqrt(2)).
(1) (ア,イ) = (2, 0), ウ = 2
(2) エオ/カ = 2√5 / 5
(3) (キ,ケ) = (4, 0), (ク/コ, サ/シ) = (4/5, 8/5)
(4) ス+√セ = 4/5, √ソ = 8/5 のとき、最大値 タ+チ√ツ = 12/
5. テ/ト = 2, ナ/ニ = 0 のとき、最小値 ヌネ/ノ =
4.
最大値 :
最小値 :
最大値: 12/5
最小値: 2-2√2
(ア,イ): (2, 0)
ウ: 2
エ√オ/カ: 2√5 / 5
(キ,ケ): (4, 0)
(ク/コ, サ/シ): (4/5, 8/5)
ス+√セ: 2+√2
√ソ: -√2
夕+チ√ツ: 2-2√2
テ/ト: 2
ナ/ニ: 0
ヌネ/ノ: 2