与えられた2つの数の最大公約数(GCD)を求める問題です。5つの異なるペアの数について、それぞれGCDを計算します。

数論最大公約数GCDユークリッドの互除法整数
2025/3/6

1. 問題の内容

与えられた2つの数の最大公約数(GCD)を求める問題です。5つの異なるペアの数について、それぞれGCDを計算します。

2. 解き方の手順

最大公約数を求めるには、ユークリッドの互除法を使用します。ユークリッドの互除法は、2つの数の大きい方から小さい方を引く(または割る)操作を繰り返し、余りが0になるまで続けます。最後に0になったときの割る数が最大公約数です。
(1) 24, 16
24=16×1+824 = 16 \times 1 + 8
16=8×2+016 = 8 \times 2 + 0
よって、GCD(24, 16) = 8
(2) 72, 234
234=72×3+18234 = 72 \times 3 + 18
72=18×4+072 = 18 \times 4 + 0
よって、GCD(72, 234) = 18
(3) 2024, 2025
2025=2024×1+12025 = 2024 \times 1 + 1
2024=1×2024+02024 = 1 \times 2024 + 0
よって、GCD(2024, 2025) = 1
(4) 731, 1003
1003=731×1+2721003 = 731 \times 1 + 272
731=272×2+187731 = 272 \times 2 + 187
272=187×1+85272 = 187 \times 1 + 85
187=85×2+17187 = 85 \times 2 + 17
85=17×5+085 = 17 \times 5 + 0
よって、GCD(731, 1003) = 17
(5) 3397, 10507
10507=3397×3+31610507 = 3397 \times 3 + 316
3397=316×10+2373397 = 316 \times 10 + 237
316=237×1+79316 = 237 \times 1 + 79
237=79×3+0237 = 79 \times 3 + 0
よって、GCD(3397, 10507) = 79

3. 最終的な答え

(1) 8
(2) 18
(3) 1
(4) 17
(5) 79

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