6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5を使ってできる次の整数を求める問題です。ただし、同じ数字は2度以上使わないものとします。 (1) 4桁の整数 (2) 4桁の整数で5の倍数 (3) 4桁の整数で偶数

算数順列組み合わせ整数の個数場合の数条件付き数え上げ
2025/3/12

1. 問題の内容

6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5を使ってできる次の整数を求める問題です。ただし、同じ数字は2度以上使わないものとします。
(1) 4桁の整数
(2) 4桁の整数で5の倍数
(3) 4桁の整数で偶数

2. 解き方の手順

(1) 4桁の整数
4桁の整数を作る場合、千の位には0以外の数字が入ります。
- 千の位の選び方は5通り(1, 2, 3, 4, 5)。
- 百の位の選び方は5通り(千の位で使った数字以外)。
- 十の位の選び方は4通り。
- 一の位の選び方は3通り。
したがって、4桁の整数の個数は、
5×5×4×3=3005 \times 5 \times 4 \times 3 = 300個です。
(2) 4桁の整数で5の倍数
5の倍数は、一の位が0か5である必要があります。
- 一の位が0の場合:
- 千の位の選び方は5通り(0以外の数字)。
- 百の位の選び方は4通り。
- 十の位の選び方は3通り。
したがって、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
- 一の位が5の場合:
- 千の位は0と5以外の数字なので、選び方は4通り。
- 百の位は0と千の位で使った数字と5以外の数字なので、選び方は4通り。
- 十の位は残りの3通り。
したがって、4×4×3=484 \times 4 \times 3 = 48個。
したがって、4桁の整数で5の倍数の個数は、
60+48=10860 + 48 = 108個です。
(3) 4桁の整数で偶数
偶数は、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要があります。
- 一の位が0の場合:
- 千の位の選び方は5通り(0以外の数字)。
- 百の位の選び方は4通り。
- 十の位の選び方は3通り。
したがって、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
- 一の位が2, 4の場合:
- 一の位の選び方は2通り。
- 千の位は0と一の位で使った数字以外の数字なので、選び方は4通り。
- 百の位は0と千の位と一の位で使った数字以外の数字なので、選び方は4通り。
- 十の位は残りの3通り。
したがって、2×4×4×3=962 \times 4 \times 4 \times 3 = 96個。
したがって、4桁の整数で偶数の個数は、
60+96=15660 + 96 = 156個です。

3. 最終的な答え

(1) 4桁の整数:300個
(2) 4桁の整数で5の倍数:108個
(3) 4桁の整数で偶数:156個