与えられた2次関数 $y = -x^2 + 4x + 6$ の、定義域 $-1 \le x \le 1$ における最大値と最小値を求めます。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/8/19

1. 問題の内容

与えられた2次関数 y=x2+4x+6y = -x^2 + 4x + 6 の、定義域 1x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x2+4x+6=(x24x)+6=(x24x+44)+6=(x2)2+4+6=(x2)2+10y = -x^2 + 4x + 6 = -(x^2 - 4x) + 6 = -(x^2 - 4x + 4 - 4) + 6 = -(x-2)^2 + 4 + 6 = -(x-2)^2 + 10
よって、この2次関数の頂点は (2,10)(2, 10) であることがわかります。
また、この関数は x2x^2 の係数が負なので上に凸なグラフになります。
次に、定義域 1x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を考えます。頂点の xx 座標は x=2x=2 で、これは定義域の外にあります。
x=1x = -1 のとき、 y=(1)2+4(1)+6=14+6=1y = -(-1)^2 + 4(-1) + 6 = -1 - 4 + 6 = 1
x=1x = 1 のとき、 y=(1)2+4(1)+6=1+4+6=9y = -(1)^2 + 4(1) + 6 = -1 + 4 + 6 = 9
定義域 1x1-1 \le x \le 1 において、関数は xx が小さいほど大きくなります。
よって、x=1x = 1 のときに最大値 99 をとり、x=1x = -1 のときに最小値 11 をとります。

3. 最終的な答え

最大値: 9
最小値: 1

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