三角形ABCにおいて、$AB = 9$, $BC = 7$, $CA = 6$とする。角Aの二等分線と辺BCとの交点をPとする。角Aの外角の二等分線と直線BCとの交点をQとするとき、線分PQの長さを求める。

幾何学三角形角の二等分線外角の二等分線線分の長さ
2025/4/7

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=9AB = 9, BC=7BC = 7, CA=6CA = 6とする。角Aの二等分線と辺BCとの交点をPとする。角Aの外角の二等分線と直線BCとの交点をQとするとき、線分PQの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、角Aの二等分線が辺BCを分ける比を求める。角の二等分線の定理より、
BPPC=ABAC=96=32\frac{BP}{PC} = \frac{AB}{AC} = \frac{9}{6} = \frac{3}{2}
BC=7BC = 7なので、BP+PC=7BP + PC = 7BP=32PCBP = \frac{3}{2} PCを代入すると、
32PC+PC=7\frac{3}{2}PC + PC = 7
52PC=7\frac{5}{2}PC = 7
PC=145PC = \frac{14}{5}
したがって、BP=7145=35145=215BP = 7 - \frac{14}{5} = \frac{35-14}{5} = \frac{21}{5}
次に、角Aの外角の二等分線が直線BCを分ける比を求める。角の二等分線の定理より、
BQCQ=ABAC=96=32\frac{BQ}{CQ} = \frac{AB}{AC} = \frac{9}{6} = \frac{3}{2}
BQ=BC+CQ=7+CQBQ = BC + CQ = 7 + CQなので、
7+CQCQ=32\frac{7+CQ}{CQ} = \frac{3}{2}
2(7+CQ)=3CQ2(7+CQ) = 3CQ
14+2CQ=3CQ14 + 2CQ = 3CQ
CQ=14CQ = 14
したがって、BQ=7+14=21BQ = 7 + 14 = 21
最後に、PQPQの長さを求める。PQ=BQBPPQ = BQ - BPなので、
PQ=21215=105215=845PQ = 21 - \frac{21}{5} = \frac{105 - 21}{5} = \frac{84}{5}

3. 最終的な答え

845\frac{84}{5}

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