円 $x^2 + y^2 = 2$ と直線 $y = x + m$ について、以下の問いに答えます。 (1) 円と直線が共有点を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求めます。 (2) 円と直線が接するとき、定数 $m$ の値を求めます。

幾何学直線共有点接線判別式二次方程式
2025/6/5

1. 問題の内容

x2+y2=2x^2 + y^2 = 2 と直線 y=x+my = x + m について、以下の問いに答えます。
(1) 円と直線が共有点を持つとき、定数 mm の値の範囲を求めます。
(2) 円と直線が接するとき、定数 mm の値を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 円 x2+y2=2x^2 + y^2 = 2 と直線 y=x+my = x + m が共有点を持つ条件を求めます。
y=x+my = x + mx2+y2=2x^2 + y^2 = 2 に代入すると、
x2+(x+m)2=2x^2 + (x + m)^2 = 2
x2+x2+2mx+m2=2x^2 + x^2 + 2mx + m^2 = 2
2x2+2mx+m22=02x^2 + 2mx + m^2 - 2 = 0
この2次方程式が実数解を持つ条件は、判別式 D0D \ge 0 です。
D=(2m)24(2)(m22)=4m28m2+16=4m2+16D = (2m)^2 - 4(2)(m^2 - 2) = 4m^2 - 8m^2 + 16 = -4m^2 + 16
D0D \ge 0 より、
4m2+160-4m^2 + 16 \ge 0
4m2164m^2 \le 16
m24m^2 \le 4
2m2-2 \le m \le 2
(2) 円と直線が接するとき、判別式 D=0D = 0 となります。
4m2+16=0-4m^2 + 16 = 0
4m2=164m^2 = 16
m2=4m^2 = 4
m=±2m = \pm 2

3. 最終的な答え

(1) 2m2-2 \le m \le 2
(2) m=2,2m = 2, -2

「幾何学」の関連問題

面積が1の三角形 $P_1Q_1R_1$ があり、$P_1Q_1R_1$の各辺の中点を頂点とする三角形 $P_2Q_2R_2$ を作る。同様に、三角形 $P_nQ_nR_n$ の各辺の中点を頂点とする...

三角形面積無限等比数列等比級数数列
2025/6/7

正七角形について、次の数を求める問題です。 (1) 3個の頂点を結んでできる三角形の個数 (2) 対角線の本数

多角形組み合わせ対角線三角形
2025/6/7

正四面体の一つの面を下に置き、一つの辺を軸として3回回転させる。2回目以降は、直前にあった場所を通らないようにする。 (1) 転がし方の総数を求める。 (2) 3回転がした後の正四面体の位置の総数を求...

立体図形正四面体回転組み合わせ
2025/6/7

$\triangle OAB$ において、辺 $AB$ を $3:4$ に内分する点を $L$、辺 $OB$ の中点を $M$ とする。線分 $OL$ と線分 $AM$ の交点を $P$ とするとき、...

ベクトル内分点線分の比
2025/6/7

放物線 $y = x^2 - 6x + 5$ を、x軸、y軸、原点に関してそれぞれ対称移動した放物線の方程式を、選択肢①~④からそれぞれ選ぶ問題です。

放物線対称移動二次関数座標変換
2025/6/6

三角形ABCにおいて、$\sin A : \sin B : \sin C = 7:5:3$ であるとき、この三角形の最も大きい角の大きさを求める。

三角比正弦定理余弦定理三角形角度
2025/6/6

放物線 $y = 4x^2 - 3x - 1$ を $x$ 軸, $y$ 軸, 原点に関してそれぞれ対称移動した放物線の方程式を求める問題です。

放物線対称移動二次関数
2025/6/6

直線 $y = -5x - 3$ を、$x$軸, $y$軸, 原点に関してそれぞれ対称移動した直線の方程式を求めます。

直線対称移動座標平面
2025/6/6

直線 $y = 3x + 2$ を、x軸、y軸、原点に関してそれぞれ対称移動した直線の方程式を求める。

直線対称移動座標平面方程式
2025/6/6

放物線 $y = 2(x-1)^2 + 3$ を放物線 $y = 2x^2$ に移す平行移動を求める問題です。

放物線平行移動頂点座標変換
2025/6/6