面積が1の三角形 $P_1Q_1R_1$ があり、$P_1Q_1R_1$の各辺の中点を頂点とする三角形 $P_2Q_2R_2$ を作る。同様に、三角形 $P_nQ_nR_n$ の各辺の中点を頂点とする三角形 $P_{n+1}Q_{n+1}R_{n+1}$ を作る。三角形 $P_nQ_nR_n$ の面積を $S_n$ とするとき、数列 $\{S_n\}$ は初項1、公比 $\frac{1}{4}$ の無限等比数列である。この無限等比級数の和 $\sum_{n=1}^{\infty} S_n$ を求める問題です。

幾何学三角形面積無限等比数列等比級数数列
2025/6/7

1. 問題の内容

面積が1の三角形 P1Q1R1P_1Q_1R_1 があり、P1Q1R1P_1Q_1R_1の各辺の中点を頂点とする三角形 P2Q2R2P_2Q_2R_2 を作る。同様に、三角形 PnQnRnP_nQ_nR_n の各辺の中点を頂点とする三角形 Pn+1Qn+1Rn+1P_{n+1}Q_{n+1}R_{n+1} を作る。三角形 PnQnRnP_nQ_nR_n の面積を SnS_n とするとき、数列 {Sn}\{S_n\} は初項1、公比 14\frac{1}{4} の無限等比数列である。この無限等比級数の和 n=1Sn\sum_{n=1}^{\infty} S_n を求める問題です。

2. 解き方の手順

無限等比級数の和の公式は、初項を aa、公比を rr とすると、 r<1|r| < 1 のとき、
n=1arn1=a1r \sum_{n=1}^{\infty} a r^{n-1} = \frac{a}{1-r}
で与えられます。
この問題の場合、初項 a=S1=1a = S_1 = 1 で、公比 r=14r = \frac{1}{4} ですから、無限等比級数の和は
n=1Sn=1114=134=43 \sum_{n=1}^{\infty} S_n = \frac{1}{1 - \frac{1}{4}} = \frac{1}{\frac{3}{4}} = \frac{4}{3}
となります。

3. 最終的な答え

43\frac{4}{3}

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